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今こそ日本人はチャオ!!

イタリアの会社には会議がない…評論家、森永卓郎さんの話です。新しいアイディアがわいたら会議で稟議を上げることなくどんどんと市場に出していくのがイタリアだとか。対して会議で議論をして市場調査を十分にして出すのが日本。この両者の違いは国民性だといいます。
あの有名ブランド、フェンディは1年間に1500もの新商品を世の中に登場させるそうです。その中で支持されるのは限られた数…もっと言えば年に一個程度。しかしこうして商品をどんどんと出していくのは、「思いついたらマーケットに出す」という考えかだかあるからだと言います。
確かにイタリアの食器をはじめとした商品を見ていると遊び心が満載でおしゃれな感じがします。彼らの中に機能性だけでない「楽しい」という商品に対する価値観があるのだそうです。
数々の芸術を生み出しているイタリアですが「美しいだけがアートじゃない」という考え方、そして決して暗くならない国民性、確かに今の我々日本人が必要とする部分だと感じます。
ところで久々に聞いた森永氏のお話。数年前と違いマスコミにも数多く登場するようになってきたこともあり、聴衆を引き付けるだけの話術がかなり進化していました。
難しいことを難しく話をするのでなく、難しい話をいかに平易に話をするか、それも小学生でもわかりやすく話をするにはどうしたらいいか、常々私が心に留め社員にもいう言葉です。
氏の話はその部分に留意して実践されていたように感じます。おちゃらけのように語る彼の趣味である「お宅文化」。しかしよくよく聞くとその商品がどうして売れているのかという事をわかりやすく説明しているなと思いました。
明るく楽しくまさにラテンのノリが今こそ日本の経営者に求められる行動だとか。とかく難しい言葉を使うのが日本の社長の多くの訓示と聞くと反省しきり。これから挨拶は「チャオ!!」、お話はラテンのノリでいきますか。


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