毎年恒例の二つのイベントも先週で終わりました。
10月に行われたSDGs Aichi EXPO
3年前にスタートした展示会。
当時はコロナ禍真っ最中
会場もセントレア近くの愛知県国際展示場と遠方
多くのは人の来場は見込めないと期待薄。
ところが蓋を開けると関心の高い人が集まり
休憩を取る時間もないほど説明に追われました。
あれから3年。企業数も減少し
高校生や学生の出展が目立つ状況。
残念ながら会場の雰囲気は様変わりとなりました。
言葉は悪いですが、SDGsのブームが去った印象です 🙁
そうしたことを受けでメッセナゴヤでは
出展の方針を大きく変更。
当初の環境配慮素材によるSDGsの提案ではなく
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)にしたのが今回の経緯です。
マルワが大切にしている持続可能な取り組みは
このMUDで十分に発信できるからです。
メッセ会場ではSDGsのマークをすっかり見かけなくなりました。
カーボンニュートラル
環境活動が具体的なキーワードに変わったのです。
SDGsは目新しくないことをここでも実感した次第です。
一方、各社も知恵を絞っての出展が目立ちます。
パソコンや電子機器のリサイクル関係の業者さんは
➡ 部品をアクセサリー化して販売
➡ 傷物のリンゴは市場には出回りにくいと販売
美味しいと評判で多くの方が購入。
物珍しさもあり売れていました。
➡ ポールペンの代わりに長く書ける鉛筆を提案した会社
鉛筆200本分と同じということで鉛筆200本と同時に展示
でも本当は印刷屋さん 😉
➡ キャンプ用品を並べながら、販促品を展示
こちらも本業は印刷やホームページを手がける会社
本業を全面に出すと、関係者しか見向きもされない 😥
本業と少し外した部分を出すことで
見学者の気づかない部分に訴求
みなさんそれなりに工夫しています。
もうお判りでしょうか。
SDGsでは差別化にならないこと
そしてSDGsウオッシュという言葉で
なんちゃって…は見破られるフェーズになったということ
マルワは愚直にSDGsに関わる活動をしてきました。
このブログでも、レポートでも…そして今回のMUDでも。
持続可能とは必要とされること
地に着いた活動で
身の丈に合った本物の持続可能な活動で
これからも愚直に正しい経営に邁進です。
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