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どの会社にもある○○の引き出し

仕事観

デザインの引き出しという本があります。

 

印刷やデザイン関係者や従事者はご存知かと思いますが

それ以外の人にはピンとこないかもしれません。

 

実はすでに50巻まで発刊され、現在13000冊出版

なんと返本率は限りなく0に近い 😯

 

という隠れたベストセラーです。

 

先日の全国印刷文化展広島大会で

グラフィック社編集長の津田淳子さんのお話を聞く機会がありました。

とても気さくな方でした 😉

 

製本や、印刷、そして素材である紙や特殊加工に

スポットを当てて毎回発刊されています。

 

およそ本とは言えないものまで 😉

 

➡ 製本に至ってはどうみても箱と思われるもの

➡ 表紙の紙に刺繍を施してあるもの

中には表紙の加工が凹凸があり

荷崩れで運べない 😡

と、取次店からお叱りを受けることもあるそうです。

 

弊社の社員にも毎号欠かさず購入している社員がいます。

 

確かにこの本、みているだけで楽しく、ワクワクしてきます。

 

当日もこの本のファンと思われる印刷関係者や

クリエイターの方がたくさん聴講されていました。

 

中には実際の本を持って参加された方まで 😉

 

印刷の出荷高は1997年をピークに

半分近くまで落ち込んでいます。

 

友人に会うと印刷業界大変でしょ 🙁

と、もう斜陽産業と言うレッテルまで貼られています。

 

この本の人気の秘密は

➡ 紙の持つ質感

 

➡ 紙だから効果がある特殊な加工

 

➡ ワクワクできる演出

を改めて感じることできるからです。

 

😐 技術があっても思い切って発信できるほど自信がない

 

😐 自社のやっている技術の生かし方が分からない

 

だからこそ、見ていてワクワクする企画内容を目にすることで

💡 自分たちの仕事の可能性を再確認できるのでは…

 

それがこの本の秘密だと改めて思いました。

 

実はここに紹介されている特殊な加工や技術は

弊社の協力会社でも取り組んでいる会社さんが

意外に多いのです。

 

ただこうした仕事の依頼は実際にそれほど多くないのも事実。

 

従ってつい普通の印刷での商いに目がいくのでは…

 

しかし今回あらためて感じたのは

実際に本を持参して参加されている多くの方を見ると

紙、印刷、加工をこよなく愛する人が多いという事

 

こうした人の思いは間違いなく伝わると改めて感じました。

 

好きこそものの…商いにも通じるようです。

 

あらためて感じる

マルワが扱う環境配慮の素材をはじめとする

取り組みの数々…

 

これもまたマルワの引き出しです。


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