夢を語るだけでは夢で終わる
大河ドラマで松本潤演じる徳川家康が
中村七之助演じる石田三成に発した台詞です。
人は自身で果たした言葉は
自分の脳が記憶していると言います。
そして何よりも語る以上にアクション無くしては
実現できないのは言うまでもありません。
そのアクションを自身で心掛けてきました。
ところで会社に入社早々
5年で17人の社員のうち13人が退社しました。
新卒採用の学校周りをしていたこともあり
頭数は変わりませんでしたが
あっという間に素人集団 🙁 になりました。
一方で、当時部下である社員に
将来名古屋で認知され有名な会社になる
と言っていたそうです。
もちろん記憶はありません。
その社員は事情があってすでに退社していますが
随分後にお会いした際に言われました。
先の言葉を借りれば
夢を語れば思いは叶うということでしょうか。
最近のマルワはお陰様で
多くの会社見学者が来社されるまでになりました。
いい会社ですね 😉 とも言われます。
しかしここまでに至るまでには
数々の自身の失敗があります。
先の13人の退社なんてまだ序の口。
新卒採用しても次から次へと辞めていく
今振り返るとこの原因はすべて自身でした。
夢を実現するために自身がやったこと…
それは自身の思うように動かすために。
指示と命令でした。
かつて同じ職場で教員だった家人は
教員時代の僕の学級経営を
ファシズムのようだ…といっていました。
社外では穏やかに見える自分ですが
まさに家人の言う通り。
外面が良いのは先代譲り 😥
厳しく叱責し後でフォローが当時の自身の社員教育
😥 机を蹴ったりペットボトルを投げつけたり
なんてことも。
今なら完全アウトです 😡
古い社員からは
社長は穏やかになりました…と
それを聞いて苦笑と反省の自分です。
今のマルワがあるのはその時々の社員の力のおかげ。
彼らに感謝です。
ただ夢の実現の為にアクションをしたのは事実です。
そのアクションに至る過程は決して褒められませんが 🙁
多くの場所で講義をさせていただく機会があります。
その中で社長や上席対象の講義で
社員教育を伴うものは
17―14のキーワードで自身の失敗の話をします。
いい会社ですね…
とんでもありません。
もっと会社を大きく良い会社にできたはずです。
それに気づいたのが20年近く前。
土台づくりに10年。運用に10年。
経営はひたすら反省と失敗の繰り返しのようです。
ただ失敗は負けを失うとも言います。
自身の今は後者でありたい…と。
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