印刷産業の出荷高は四半世紀から
昨年とうとう半分となりました。
元々社員数10人以下が半分
20人以下が7割の小さな会社が集まる業界です。
出荷高の減少に伴い目立つのは
後継者不在による廃業やM&A
このところそれが加速しています。
自身の耳に入っているだけで
歴史のある印刷会社や加工会社が
相次いでM&Aされているのです。
それもこの地方ではなく遠く離れた場所の会社さんに 😯
地方の会社はM&Aにより企業規模を
全国に広げることで
生き残りを図っているのです。
さて、一口に印刷といってもいろいろとあります。
本来の印刷の他に
〇デザインや文字紙版などの制作
〇折り加工や製本などの加工を行う
実はこれから困るのは最後の加工をする会社の減少です。
大手の加工会社が全国的な会社の傘下に入るということは
その会社の仕事が優先となります。
つまり今までその会社に依頼していた企業が
加工の依頼先に困ることになります。
さて、それを見越してではないですが、
若き経営者の中には
自社の設備を増やし、同業者を傘下に入れ
そうした状況に対応できるようにしている会社もあるのです。
先のことは分かりませんが
最後の一社までという覚悟がある
自身はそう見ています。
そしておそらく将来そうした動きをしたところは
勝ち残れるだろうと見ています。
本日から業界の全国大会が広島であります。
昨日広島に入り早速広島焼を堪能
その後役員関係者の会議でした。
以前は全く業界には縁がなかった自分。
気が付けばどっぷり業界に浸かることになりました。
この辺りのことは後日改めて書くことに…
お陰様で全国の方とご縁をいただけるように。
同業者の集まりなんて 😥
以前の自身の感想でした。
今はおかれた状況が違う企業を知ることで
参考になるビジネスモデルに出会う機会となっています。
➡ 人口減少が著しい地方でも
立派に業績を上げている会社がある
➡ 都会にいる我々にはない覚悟が地方の経営者にはある
➡ 決して規模だけではない工夫がある
持続可能な形はいろいろとあります。
知恵と刺激に触れる貴重なニ日間がスタートです。
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