日本の芸能界を支えた一大企業グループの名前が消えます。
創業者の生前の愚行が社会問題化し
その名前を残すことへの大きな批判。
ファンにとっては大切な名前であっても
被害に遭われた方にとっては
フラッシュバックも辞さない社名 😡
個人の名前を残すことはやはり許されないようです。
加えて記者会見での混乱。
企業のリスク管理が如何に大切かを思い知らされます。
世界のホンダこと本田技研工業。
創業者の本田宗一郎は
自分の名前を屋号にしたことに
大きな後悔をしたそうです。
個人企業のように思われるのを嫌った
のが大きな理由とか。
弊社の屋号はマルワ。かつて丸和印刷と言いました。
よく昔知人から鳥原印刷ではないんだ
と言われました。
どうしてこの屋号になったか。
生前父親に聞いたことがあります。
会社も社員も和になることを願ったとか。
ただあまりよく覚えてないけど… 🙁
という言葉が印象的でした。
実際は生前の父親は人のことで大変苦労しましたが。
自身の代になり印刷の屋号を取り
マルワとカタカナに。
先代は他界していましたので母親に報告したら
どうせなら思い切って変えれば良いのに 😐
意外に母親も創業者も屋号に対する
強いこだわりはなかったようです。
一方で
個人名を社名にすることは全く考えていなかった 😉
と言っていました。
実際に自身が経営することとなり
個人名でないことはやはりよかったのだと思います。
オーナー経営ですので
オーナーの名前を社名にすることに違和感はありません。
あの世界のトヨタでさえ
創業家の名前を大切にしていますから。
ちなみに
経営者が他界しても企業が残ることが大切である
本田宗一郎さんはそう言葉を残しています。
企業は公器である
といいます。
オーナー経営であってもオーナーの所有物ではありません。
冒頭の創業者は所属タレントを所有物と勘違いしていたようです。
持続可能とは必要とされること
社会に必要とされることは当然ですが
企業活動を支える社員並びに協力会社の存在なくしては
実現できないこと。
それだけに自社の屋号を名前と切り離した先代には
改めて感謝です。
企業の大小にかかわらず
企業は公器であることを忘れないこと
が持続可能な経営への土台です。
イベントも無事に終了
来場いただいた方の声から
持続可能な社会の為に小さな会社でもできることは何か。
考えるきっかけとなりました。
まだまだ必要とされる会社に向けて邁進です。
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