8月の決算も終わり
経営計画書を持って銀行にお邪魔する時期となりました。
これはこの時期の毎年の儀式のようなものです。
さて、今年は例年と違い少し勝手が違います。
それは次世代が同行していることです。
事業継承予定の次世代からの希望もあり
今期からスタートしました。
先方の担当者と上席にお会いし紹介。
計画書の一部を彼から説明させることとしたのです。
実は先代はまともに計画書を作る人ではありませんでした。
経営計画書は自身が入社して
翌年には自身の手で作っていました。
前職の教育現場では年度末になると
〇年度内の反省と申し送り事項の整理
〇それを受けて次期の目標設定
そして新年度を迎えます。
学校経営案と言います。
最近はこの印刷物の受注も無くなりました 🙁
従ってこうしたことを作ることへの心的なハードルが
低かったのは大きな要因かもしれません。
一方で銀行への訪問もおそらく皆無であったように思います。
思う…というのは
自身が先代と同行したことがないからです。
また報告に言っているという事を聞いたことがなかったからです。
計画書も銀行への訪問も特段気にすることがない
なんとも悠長な時代でした。
自身が計画書を手がけるようになり30年以上が経過
その間に内容とブラッシュアップしました。
頁数も30頁程度とコンパクト
〇会社が大切にしたい社風に関わるもの
〇経営理念や経営方針そして人事やクレームに対する考え
〇期の反省を踏まえた来期の計画予定
ここまでが私の務め
これを具体的に形にするのが社員の仕事です。
ここに将来のマルワとして新たに次世代の頁を加えました。
社員の人にとっても
次世代が描く未来を知ってもらうことは大切ですから
加えて
財務に関わる目標設定
決算書の勉強を終えたため
売上目標を今回は次世代が設定。
営業責任者と摺り寄せをし
顧問税理士にチェックをお願いし出来上がったものです。
この二つを次世代に説明させます。
お陰様で銀行からの評価はまずまずです。
😥 会社の実態がわからないのに融資
😐 得体の知れない相手にお金を貸す
たしかに考えればあり得ないこと。
銀行さんとのお付き合いも
それなりの誠意を見せるのが務めです。
そして次世代にそのやりとりを見せ
訪問後に感想や目的を話し合う
これも今までにない彼とのやり取りですので。
事業継承へ些細なことからスタートです。
今日も今からお邪魔してきます。
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