先日お邪魔した熊本の九州クラフト工業さん。
シール印刷は我々の商業印刷とは似て非なるもの
特に予備枚数を納品などと言う考えはありません。
注文数にほんの少しの見本が常識です。
そもそもシールは大きなものではありません。
面積が小さい為、品質が少しぶれるだけで
クレームとなる厳しい業界です。
加えて社長の生産現場への安全に対する思いは
半端ありません。
その理由は熊本地震。
当時現場の重量物である印刷機が簡単に移動したそうです。
地震の振動で印刷機が下からの突き上げが理由だそうです。
マルワも移動しないように印刷機全て
アンカーを打っています。
そうした生の声を聞けるのも
実際に現場を見ることができたからです。
そんな中で意を強くしたのは委員会活動
ここでは品質や環境と言った業務に関係する活動だけでなく
女性部なるものがあるのです。
ちなみに女性部では
➡ 社員の誕生日のお祝いを企画したり
➡ 女性目線だからこそ気がつけることを会社に要望したり
こうした事例をお聞きし
委員会活動に対する考えが合いました。
日常の仕事ではどうしてもセクショナリズムになりがち
そうした部分を埋めていくためのコミュニケーションづくり
➡ 委員会の活動を
特別なことと位置付けてしまうと長続きしません。
➡ 何よりもやらされ感ばかりが先行して
やっていても面白くないのです。
ここの会社も従業時間内に時間を取り
定期的に自分たちが必要と思われる話し合いし
アクションされているそうです。
普段の仕事とは違う視点で仕事として捉える
中小企業は圧倒的にマンパワーが足りません。
大企業のように部署ごとの仕事を仕切ると
どうしても隙間ができてしまいます。
その部分を埋めるのが人
そしてそれを埋める為のコミュニケーション
決して普段の与えられた仕事だけでは実現はできない
と考えています。
以前からあるQCサークルや委員会が
表面上の続かない物になってしまう理由
も形だけ真似するからです。
委員会活動は自発的な活動でないと
結果つまらないものになる
自身の考えを確認できた時間でした。
あらためて社員に感謝しつつこれからも邁進です。
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