明けましておめでとうございます。
昨年は日本にとって厳しい年でした。原発が震災によって簡単に安全神話が崩れてしまいました。どんなに大きな津波にも耐えうる防波堤がいとも簡単に崩れてしまいました。我々にとって「絶対が絶対ではない」ことを知った一年でした。
景気に左右されないと言われた印刷業界もその安定神話が崩れた年でした。地元の老舗中堅企業が退場して現実の厳しさを目の当たりにした年です。効率を目指す事が需要減の市場では何も意味のない事を知った年でもあります。
昨日のカウントダウンに身を置きながら世代を超えての共通の思いは新たな年への「希望」。カウントダウンをみんなで声をあげる様子は、新しい年はいい思いにしたいという共通の気持ちです。
時代が変わっても「楽しい」「ワクワク感」はみんなの思い。いやな事も新年という節目で気分が切り替えられる事ができます。
今年は辰年。十二支の中で唯一伝説の生き物です。辰年のキーワードは「正義感」や「信用」。社会的にも政治的にも「不信」が募った昨年を払拭する意味ではいい干支だと思います。伝説の生き物であれば、日本にとっても伝説の年にしたいですね。
今年は例年と違い大阪で新年を迎えました。初のカウントダウンの年越しを経験。喜寿(77歳)を迎えた母親の希望で実現しました。私は息子世代に交じって、母親にとっては孫世代と一緒の年越しは貴重な経験でした。
ブログを書き始めて6回目の元旦。初めてづくしの年越しに、初めてこの日にブログをアップしました。社員の皆さん、協力会社の皆さん、お客様、そして昨年ご縁をいただいたすべての皆さま、今年もよろしくお願いします。そして一緒にいい一年を作りましょう。
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