このところ度重なる大きな豪雨災害。
先日の秋田県の豪雨でも我々の同業者の会社は床上浸水
復旧までの様子をSNSで発信されていましたが
本当、大変な状況です。
さて国はただいま事業継続計画の普及に躍起です。
元々は来るべき大きな震災に備えて呼びかけられた
BCP事業継続計画。
これを一生懸命普及に努めているのが、
中小企業基盤整備機構
https://kyoujinnka.smrj.go.jp/handsonr5/
先日担当者とお話をする機会がありました。
このところの豪雨災害で休日も状況把握で
ゆっくり休んでいられないそうです。
こうした度重なる豪雨でBCPの普及をお聞きしたところ
芳しくないそうです 🙁
必要なのは分かっていても
まさか自分のところには
人間の持つ心理そのものが実行に反映しているとか…。
従ってBCP策定のお陰で実際の災害では如何に役に立ったか?
そうしたエビデンスが十分取れないと言っていました。
ジギョケイというキーワードで補助金の加点にはじまり
後押しする施策メニューはたくさん用意したものの
伝えることができても伝わらない
のジレンマだそうです。
伝えると伝わる
似た言葉ではありますが実はここには大きな違いがあります。
どんなにいい仕組みで
役に立つことが分かっていても
具体的にアクションを起こすこととは別
伝わるとは
アクションが伴って初めて成立すること。
従って自身の講義も
➡ 自分が理解している言葉を使い
➡ 良い内容がアクションにつながるように動機づけをする
を心がけています。
その際注意するのは
➡ 理解できる言葉やイラストを使う事
➡ 言葉をたくさん使うのではなく
イラストやサインで親近感を持たせる
➡ 高齢者に対しては読みやすフォントや
横文字を使わない表現
➡ 発達障害の児童には落ち着いて読めるように
フォントやレイアウトの工夫。
実はこれが情報のバリアフリー
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の考え方です。
来月の18日から20日までMUDのイベントが行われます。
情報のバリアフリーの世界観をぜひ体感してみてください。
夏休み中のため子供たちも楽しめるワークショップも用意
MUDの世界観を楽しんでください。
詳しくは下記から…。お待ちしております。
https://www.media-ud.org/designfair/
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