先日の九州のミッションは
ビジネスに活かすMUD(メディア・ユニバーサルデザイン)
のお題で講義をさせていただきました。
印刷業界が肝入りで作り出したメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)。
情報保証のために、健常者も障がい者も分け隔てなく
すべての人が情報を受け取ることを目的に考えだされたMUD
しかしながらこの考えをうまく生かし切れていないのが
現状です。
今回再度その必要性を解くために
協会上げて各地で普及のための講義をしています。
といっても今更目新しい内容を伝えたわけではありません。
➡ 外国人の増加や情報発信がより必要となった社会環境の変化
➡ 受け取る情報に差異があってはいけない法令による必要性
十年以上にわたり推進してきた内容ですから
いつもと同じ内容ですでに関係者としてはご存知のことばかり
そこで今回自身が重点においたのは
受け取る側の視点で伝えたことです。
実はとってもシンプルなことです。
それは日頃のお客さんとの会話で
MUDの話題を入れましょう
という事。
いくら必要だと説いても
いきなりMUDを持ち込んでもお客様は引いてしまいます。
➡ 普段の会話の中でさりげなく伝えること
➡ 制作物にその考えを反映してそれをお客様に訴求すること
そうした視点で説明をしました。
MUDの事例の紹介の際にも
➡ 自社のどの強みを活かすのか
強みの引き出しを作る為に
➡ 自社の営業ツールを制作しては
つまり
一方的な与え方ではなく自社がアクションする
ことを薦めました。
要はマーケティングのお話です。
形のない理念は、ハウツーやノウハウで話をすると
お仕着せとなりかえって逆効果となってしまいます。
すぐに効果は出なものの、
繰り返し訴求することで必ず伝わる
のが理念です。
SDGsとて同じこと
今はお客さんも自社のブランドを高める時代。
時間をかけて繰り返し
その必要性をおりに触れて話してください
そんな内容です。
なかなか強みとして浸透しないのは
アプローチに悩んでいるからです。
直接アプローチではなく
間接アプローチが理念浸透には最適です。
この講義ではこんな言葉で締めくくりました。
知っている できる
でも
やっている会社は少ない
弊社はそれを繰り返し実践してきました。
その中身は実にシンプルです。
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