市街地デジタルタクシーの話題を耳にしました。
これは長野県伊那市のお話です。
市街地に居住する以下の方を対象に
一乗車500円の自己負担で一般タクシーを利用できる制度
●対象者は65才以上
●運転免許返納者
●障がい者手帳所持者など。
市街地内のみでの乗降が可能だそうです。
運行時間は朝の9時から午後3時まで
これにより免許返納者が5倍以上に進んだそうです。
都会と違い地方に行くと
交通の足となる公共路線がどうしても希薄になります。
一方で高齢者には必要な交通の足。
無理をしてハンドルを握ることで
あの痛ましい東京池袋での親子を巻き込んだ事故に
そんな状況を打破できないか?
行政がこうした形で手を差し伸べたという施策です。
私も9月には65才。高齢者という括りの仲間入りです。
もちろん実感は湧きませんし
自分の若い頃と違い今の60代は若いと思います。
一方で自覚しているのが
頭の感覚と実際のアクションとの差異。
頭でわかっていながら、その通りに動けない、認識できない 😥
このところ多くなってきました。
高齢者の人口が今後ますます増えることとなり
こうした住民サービスが不可欠で益々増えていきます。
インフラに不可欠な情報発信
必要な情報を正しく受け取ってもらえるか
🙁 スマホなどのデバイスも増え
😥 横文字がやたら増えそもそも字が読みづらくなる
そうした対処もマストとなります。
こうした状況に対応していくことも
企業ができる社会貢献でありCSR
そしてSDGsへの関わりです。
度々お伝えしているメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)
😥 色の見分け方に対し不便を感じる色弱者
🙁 小さな文字やカタカタの言葉が分からない高齢者
😕 日本で働く外国人や外国人観光客
印刷物やホームページなど
ちょっとした工夫で見やすい改善につながります。
➡ 自然災害には不可欠なハザードマップ
➡ 病院窓口で必要な情報をやり取りする案内ボード
➡ 避難所での情報保証をするための避難所設営シールセット
➡ 住民サービスに不可欠なパンフレット
身の回りには伝わらないといけない情報がたくさんあります。
弊社はMUDコンペティションに毎回参加
かつては経済産業大臣賞に受賞した作品もあります。
社員のほぼ全員がアドバイザー資格を取得
●パンフレットやカタログ行政サービスのパンフレット
●お店の中のサイン
伝えるではなく、受け取ってもらえる視点
持続可能な社会でやれる身近なことはたくさんあります。
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[…] 受け取ってもらう視点でSDGsに関わる […]