習うより慣れろ
それを実感したのが
愛知県印刷工業組合主催の新人教育への関わり
毎年実施する新卒君を中心とした新入社員研修。
業界でも全国的に難しい取り組み
総花的なカリキュラムだけではなく
印刷業界の専門的なこともカリキュラムに
約2ヶ月近くにわたって実施しています。
先日最終講が終了しました。
その最終講を担当したのが弊社の社員。
これでこの研修で弊社が担当したのは以下の4講座となりました。
①企画提案とプレゼンテーション
②MUDについて/③SDGsについて
そして今年から
④初めての印刷機・印刷工程での専門知識
特に①と④は丸一日の講義となります。
先週弊社が会場となった
新人教育の最終講は工場見学を兼ねての④の印刷
印刷に携わる社員を対象のはずですが
実際には該当者は1名だけ。
残りは制作や営業関係の社員ばかり。
専門的なことだけを話してもかえって退屈な時間を過ごすだけ
そこで印刷に関する品質にくわえ
➡ 印刷の面から関わるSDGsや危機管理のBCP
そして印刷には欠かせない
➡ 情報セキュリティの内容もおり混ぜての構成です。
出来上がったのは100頁にも及ぶテキスト。
100頁?多すぎるのでは?
とんでもありません。
何せ6時間にも及ぶ講義。
事例やワークシートを用意
もちろん会社見学もいれて
社員総出での演出は、退屈のない工夫が各所に
時折質問を投げかけて…お見事でした。
ちなみに僕はいっさいアドバイスはせず
助言をしたのは
➡ タイムスケジュールの組み立て
➡ 小学校5年生でも伝わる表現
この二つのみです。
最初は渋っていた担当者。
しかし先のような周到な準備と当日の講義は
おそらくですが、印刷担当者向けの講義としても十分に通用します。
実はこのスタッフ、下記のようなYouTubeチャンネルも開設
印刷に必要な技術を発信しています。
人前で講義をする
最初は尻込みするものです。
ところがいざやってみて成功体験を作れば
自信となりオペレーターの幅も広がります。
持続可能とは必要とされること
社員も会社も支持されるためには
新たな引き出しや トライしていく姿を見ていただくこと。
社員も成長し、会社もまた引き出しが一つ。
マルワアカデミー着々と進行中です。
コメント
会社見学させていただきました。それぞれの職場で社員の方々が自分の仕事を説明して下さるのが良いですね。自分の仕事を説明するという意識が皆さんの仕事のやりがいにも繋がっているのだろうと思いました。
先日はありがとうございました。ご指摘の通り、会社見学の目的は社員のモチベーションアップにもつながっています。そこに気づいていただきありがとうございます。
7月よろしくお願いします。