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温めてきてた商品が花開くまで続けること・・・ですよね

日記
MUD折り紙を使って風車体験をしています。

おはようございます。情報発信のお手伝いを手がけている名古屋の印刷会社、マルワの鳥原です。「印刷も」と書いていますが、このところの依頼案件をみているとその言葉がぴったりしてきたなって思うのです。

「メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)」の活動をここ8年以上関わっています。色弱者や高齢者、そして外国人などに情報が正しく伝わるように「情報のバリアフリー」という概念でお客様や行政にずーっと発信しています。

「MUD折り紙」は色覚検査を学校現場でしなくなったことを受けて制作し発信してきました。イベントで子供たちに「風車制作のワークショップ」に使ったり、百貨店にも一時置いていました。

MUD折り紙。アルファベットやイラストなどの工夫が盛り沢山(^^)

MUD折り紙。アルファベットやイラストなどの工夫が盛り沢山(^^)

東日本大震災の時に避難所の子供たちに寄贈するなど、どちらかというと当社が使用する「販促物」という位置づけでずーっと発信し続けてきたのですが、ここに来てこれを使っていただくところが増えてきました。

「海外向けの販促品」として外資系企業に使ってもらったり、某銀行の販促品として使っていただいたり・・・。ようやくなんですが、少しずつ温めてきた商品が日の目を見るようになってきた気がします。

□ずーっと商品を温めてきました

印刷会社ってお客様から発注いただいて形にすることが多い仕事です。ところがお客様が自分で印刷物を作り上げるようになってしまうと、我々が登場する場面って極端に少なくなってしまうのです。

デジタル印刷機の登場なんてまさにそうですよね。だから自分たちが印刷物を使って「なにか」を作り出さないと生き残れないなって思っています。その一つが先の折り紙であり、一昨年学生とコラボして企画し経済産業大臣賞を受賞した「みえにくいカレンダー」です。

中京大の学生とコラボして作ったMUD普及啓発カレンダー

中京大の学生とコラボして作ったMUD普及啓発カレンダー

□経営者の務めってやり続けること

あらためていうことでもないですが、成功事例をみてすぐに真似できちゃうものは、実はたいしたものではなく、仮に成果が上がっても長続きってしないように思います。そして長く続けていく旗振り役は経営者である我々トップじゃないかなって。

経営者の仕事は「アイディアを出すこと」ですが、もうひとつ思うのは「いいと思ったら結果が見えるまでやってみる」ということじゃないかなと。もちろん撤退も必要ですが、「イケル」と思ったらやり続ける粘りが求められるんだと思います。

目立っている「とんがっている物」って意外に売上貢献度は低いもの。だからやる価値があると思います。「伸びしろ」思いっきりありますから。まだまだ当社もやりますよ。

MUD折り紙を使って風車体験をしています。

MUD折り紙を使って風車体験をしています。


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