「きれいごと」脱却/企業はマイナス情報開示を
今週はじめの地元新聞の朝刊の生活版の見出しです。
企業が発信するSDGsの取り組みに対して
受け取る側の反応の特集です。
この状況をSDGs疲れと表現しています。
➡ 流行語のようにSDGsの言葉が溢れている
➡ どの企業も同じようなことを発信している
➡ 具体的にどのような成果があるのかわからない
➡ きれいごとばかり掲げているが
実際にやっていることとはかけ離れている
この最後のきれいごと
この感想だけはSDGsの関りであってはならない
自身が危惧していることです。
きれいごとと取られてしまうのは
ズバリそれができていないから
そこでこのコラムでは
マイナス情報も開示を
で締めくくられています。
2030年をゴールとするSDGs
2016年にスタートし今年は折り返しの年です。
弊社がスタートしたのが2017年。
当時はほとんど認知されていませんでした 😥
取り組んでいること自体が珍しく評価もされました。
しかしこれからはそうはいきません。
このブログに度々書いていますが、
今の活動にラベリングするだけでは
ただやっていますという発信
これでは他社との差別化にはならないからです。
■僕が考える外部に届く方法は二つ
💡 一つはSNSで日々の活動を発信すること。
SDGsをやっていますという発信ではありません。
➡ 会社の周りにお役に立つためにやっていること
💡 社員の働きやすい環境づくりのためにやっていること
それらを通して
➡ 企業の独自の姿と目指すみらいの発信
です。
💡 もう一つはSDGsに関わるエビデンスの定期的発信
環境や働き方に関わる正直な数字の明示
は他社との横並びではなくなります。
目標未達成を示すことで、信頼感が増すからです。
またエビデンスを出すことで
何でもかんでもSDGsに結びつけるにくくなります。
そもそも2030年をゴールとする
地球規模を相手にしたグローバルな宣言
こんなことはかつて一度も経験したことはないのですから。
ところで弊社のレポートがこれ…。
最初は三つ折り程度の情報量でした。
あれから20年愚直に続けて今があります。
マイナス情報の開示は信用が高まります。
そしても一つ
継続していく姿も信用が増すのです。
猫も杓子もSDGsの時代
だからこそ地道に継続
その向こうに弊社の新たな方向性が待っています。
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