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新型うつ病

「新型うつ病」と呼ばれる症状があるそうで、若い人を中心に見られるようになっているそうです。従来のうつ病と違って自分にとって都合が悪いことがあると調子が悪くなり、好きなことがあると調子が良くなるというもの。
要は仕事中だけうつ病の症状となり、会社を出ると元気になるというもの。休職者によっては休職期間中に海外旅行へ行ったり、元気に遊んでいる姿を同僚に発見されたりするこことなり「休職していると言いながら遊び回って……」という不満となり職場のモラールダウンを招く結果となっているそうです。
我々世代にはなんとも理解しがたい事ですが、こうした対応も産業医や医者と相談して対応を進めるという従来型のうつ病とまったく同様だと言いますから、ややこしいものです。
ここからは、あくまで個人的な意見・・・。精神的な部分というのは本人の気持ちに依存することが多いもの。以前であればこうした事は問題になりませんでしたし、病気というくくりにもならなかったように思います。
うつ病は病気とまでは理解しても、この「新型うつ病」というくくりまでくると、これは病気とは言わんでしょう・・・と茶々を入れたくなってしまいます。
ようは「サザエさん症候群」みたいなものではないでしょうか。こういった事まで、病気とされてしまうとなんともやり切れません。少なくとも私の周りの経営者は社員の事を第一に経営に携わっています。結果が出ないから元気が出ない・・・と言われては経営そのものが成り立たなくなってしまいます。
我々経営者にとっての解決策は就業規則に「休職期間中は病気を治すのに専念する」という療養専念義務の規定を設け、行動に一定の制限を加えることだと言います。
我々中小企業にはそんな余裕はありません。労働者保護の観点での法律論はわかるものの、そして病気と言われればそれまででしょうが、歯を食いしばって一生懸命に汗をかいて働く社員にとっても、この問題はそもそもモラルの問題でしょ…!! と記事を読みながら突っ込んでしまいました。
批判を承知で・・・最近もっとも納得のいかない、そして不愉快な記事です。


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