口は災いの元
何か失言の記事を読むたびにこの言葉を思い出します。
さて今週話題になってしまった政治家の失言
国家公安委員長が首相襲撃後に
うな丼食べたというパーティーでの発言
それを聞いての騒ぎに、思わず苦笑してしまいました。
こうした失言の背景にあるのは
ウケ狙い
笑いを誘おうと思ってネタにすることが大半です。
ウケ狙い
実はこの気持ちは分からない訳ではありません。
自身も立場上多くの場所で挨拶をさせていただくことがあります。
壇上に立ち話をし始める際に見えてくるのは
こちらに注目する顔。
当然、公での場所での挨拶ですから
聞く参加者は真面目な顔の面々が注目。
難しい顔よりも、笑い顔が見たい
という
悪魔の囁き?
があるんです。
で、
➡ ウケを狙うためにネタを考える
➡ みんなが知っていることをお題にする
➡ となると一番旬な話題が良い
こういった動機でのウケ狙いの挨拶は大体滑ります。
意外にいやっ全くウケないのです。
理由はすでに知られていることをネタにするから…。
🙁 人を揶揄したり
😥 事件のネタだったり
つまり公で発言するには相応しくないものが多いからです。
一番綺麗な挨拶は
粛々と必要なことを短いセンテンスで伝えること。
そして笑いが起こればラッキー
ぐらいの軽い表現にとどめることです。
時に最初に滑ってしまうともう戻せません。
挨拶が終わるまで
白けた空気となり取り返しがつきません。
さて最近自身が挨拶に際し反省することがあります。
話が長いと自身で感じること
歳を重ねると話が長いと言います。
あれも伝えたい これも話をしたい
そうなると内容が総花的になってしまいます。
ウケを狙わない 話は短く
これは人前で話す時の鉄則
あと一年で自分には大きすぎる公職がやっと終わります。
人のふり見て我がフリ直せ
先の公安委員長にならないように…
です。
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