おはようございます。名古屋で「お客様お役に立つ情報のお手伝い」をしている印刷会社の鳥原です。今週初めにエクスマ塾「エヴァンジェリストコース」の第5項に参加してきました。エクスマという概念を如何に経営に生かしているかを何度も伝えていく繰り返をしながら、「伝わる」ことをスタッフからのフィードバックで体感して学んでいくのです。
「いまさらエクスマ行くのですか」とよく言われました。確かに話すことに何らストレスを感じたことが今までなかったわたし。そりゃ、もともと話すこと、伝えることが仕事でしたから、話の「テクニック」は自然に身につけていたと思うんですよ。
□今回ばかりは勝手が違いました(^^;)
ということである程度自信をもって参加したのですが、今回はかつて経験をしたことがない程の迷いの連続。その理由は・・・「伝えること」ではなく「伝わること」だからです。伝えるというのはこちらからの一方通行であり、「伝わる」のは受けて側の感情。
伝える側は伝えていきたいことを「ただ発信」すればいいので、極端に言うと順序や内容の深みって伝える側の自己満足になってしまうんです。
ところが「伝わる」という受け手側になると「振り返ったときに何が残っているか」が大切になってきます。「耳聞こえ」のいい話を聞いて「よかった」とその時思っても後で「ところで何がポイント・・・」と思ってしまうことが多いとか・・・。
□伝わるためにはストーリーがある
小説やドラマは必ずストーリーがあります。エクスマセミナーではよく藤村正宏先生は能の世界の「序破急」を意識してストーリーを組み立てなさいといいます。物語の導入部の「序」展開部の「破」結末の「急」これを意識していくことで相手に伝わりやすくなるといいます。
「上手く話そう」とか「いろいろ伝えたい」というのは、発信する側の事情にしか過ぎず、「エゴ」だと思います。忘れてはいけないのは「受け取る側の事情を察していく」ことが伝える側の責任なのだとあらためて感じています。
□トップや幹部は意識したほうがいい
研修仲間の若い人にとっても「伝わる話をする」人がいます。理由は表現がシンプルなんです。おそらく私は知らないあいだに自分を飾って話しているということ。普段言われない厳しい言葉にただただ呆然の私です(^^;)
研修は「恥かきどころ」と言います。シビアな意見を言われて、たくさん恥をかいて、心新たにする・・・こんなことは普段意識することはありません。私のようにどっぷり経営に身を置く方、絶対にそういう場に身を置いた方がいいです。
次回は最終回、いやぁ~充実してます(^^)v。日々学びと気づきですね。
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