イエローマジックオーケストラ(YMO)
若者でも知っているライディーン
メンバーは高橋幸宏さん、坂本龍一さん、細野晴臣さんの三人
YMOがデビューしたのは自分が大学二年生の時。
コンピューターが音楽を奏でる斬新さは
テクノポップという言葉で表現し一世を風靡
衣装となる人民服もさることながら
彼らのヘアスタイルであるテクノカットも流行しました。
YMO自体はそれほど長い活動をしてはいません。
しかし音楽グループの解散にありがちな
意見の食い違いはなかったそうです。
お互いの音楽を尊重するために
それぞれのスタンスで、それぞれの分野で一線として活躍。
さて今年に入り三人のメンバーのうち高橋幸宏さん
そして先日坂本龍一さんが他界されました。
坂本龍一さんの曲は多彩な要素が入った独特な曲想
俳優として映画「戦場のメリークリスマス」にも出演
独自の世界観が際立つ人でした。
昨年末には癌が進行してリアルでの演奏ができない
という理由で、NHKのスタジオで一曲ごとに収録。
ネット通じてピアノ演奏を披露されてきました。
昨日の地元中日新聞もご覧の通り一面に
存在感のある人でした。
自身の青春時代を彩ったお二人の死去は実に寂しいものです。
さてmore treesをご存知ですか。
坂本龍一さんが代表を務める森林保全団体です。
細野晴臣さんと高橋幸宏さんなどが発起人となり
2007年に設立されています。
その土地に適した多様な種類の樹木を植えて混在させ
自然に近い状態に
病害虫に強い森林、土砂災害の防止、生物の多様性
を目指していました。
SDGsと声高に言う前にすでにYMOのメンバーは実践していたのです。
どれだけやってもゴールはなく
それでもやらないよりはまし。
関心を示す人々が増えれば国も
企業もプレッシャーを感じる。
そうやって気づきが広がることが大切
生前の坂本さんの言葉です。
マルワは長く環境にこだわってきました。
最初は企業の差別化でスタートした環境配慮。
いつの頃からか、社員にも浸透し
社員が考える主体的な活動に
その姿を評価いただけるようになり
先日はこんな認証もいただきました。
あいち生物多様性認証企業↓↓↓↓↓↓
https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/certification/company/detail/38.html
中小企業にとってSDGsは
小さなことだけど大切なことを地道に続けていくこと
そして
その先に会社独自のSDGsの形がある
のだと思います。
普通にやっている些細な小さなこと
皆さんの会社にもあります。
その継続を発信してムーブメントを起こしませんか…。
坂本さんが好きだった
芸術は長く、人生は短し
会社の営みも芸術ですから。
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