名古屋名物で全国区の一つに台湾ラーメンがあります。
台湾ラーメンは担仔麺(タンツーメン)を日本流に
店員向けのまかないめし。
台湾の麺料理を辛くアレンジしたのが台湾ラーメン
店員がうまそうに食べているのを
お客さんが食べたいというリクエストでスタート。
意外にこれが好評の為商品化されたそうです。
実際に台湾で台湾ラーメンはなく
名古屋ラーメンという名で有名だとか。
➡ 例えば辛さ控えめが食べたいという注文にアメリカン
➡ より辛いものという要望にイタリアン
ちなみにイタリアの名称は
イタリア発祥の濃厚なコーヒーエスプレッソにちなんだとか。
お客さんから注文があればメニューにないものも作る
これが味仙の流儀だったそうです。
原点はお客様の食べたい…
のリクエストに耳を傾けたから。
その立役者、元社長郭明優が先日亡くなりました。
実は今から40年前の教員時代の職場の先輩に
連れて行ったもらった味仙
前職が放送関係者だった先輩はとにかくグルメ
芸能人が出入りしていたお店をよく知っていました。
その一つがこの味仙。
当時は通り過ぎてしまう程の小さな店構え
木製のテーブルが三脚ほどあった狭い店。
通じる日本語はビールぐらい 😯
後はメニューを見て指差しで注文。
そこで初めて食べた台湾ラーメンは
かつて経験したことのない激辛 😯
ところがこれが不思議と病みつきになり
風邪をひくと必ず食べて汗をかいて治していました。
今はこんなに立派になってしまいましたが…。
台湾ラーメンという呼称を他の店が使っても
意に介さなかった元社長。
この文化が名古屋の食文化として広がればいい 🙂
その思いがこれだけ全国的になり
なごや飯の代表格となった理由です。
我々はつい自社の利害を優先しがち。
しかし
➡ お客様が欲しいと感じるものに耳を傾け
➡ 自社だけではなく周りも巻き込む姿勢
SDGsの持続可能とは必要とされること
これからの時代に必要とされるためには
自社目線だけでは成り立たない気がします。
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味仙、テイクアウトばかりでお店には最近行っていません。
また行きたくなりました。
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