おはようございます。お客様の情報発信のお手伝い業の「印刷も」手がけている名古屋の印刷会社を経営する鳥原です。印刷も・・・と書いたものの当社にもそれなりの印刷機を装備しています。
少し前の話になるが、自身のブログで印刷通販の事を書きました。その中で触れた「印刷通販のかなりのお客様が印刷会社」というくだりに多くの方から「そうなんですかぁ」という反応がありました。
この反応を見て私は実はホッとしました。裏を返せばそれだけ多くの方が印刷会社は自社の設備で印刷物を製造していると思っているということですよね。印刷物の製造はまだまだ印刷会社が担っていると理解いただいていることが分かったからです。
一方でそれだけ我々の仕事は専門性があると思われながら、多くは通販に頼ってしまい、安くなった分を安易に値下げしているというなんとも不謹慎で残念な思いもしたことは事実です。
□設備を持つと言うことの誇り
印刷機械って決して安価ではありません。むしろ我々の設備は世界で一番のハイテクでしかも精密なマシンとさえ思っています。細かな色の再現性、例えは絵画であれば色のタッチの表現などは印刷機だからこそ再現ができます。
そんな素晴らしいマシンから再現された成果物を「価格」というそれだけの価値で安売りにしてしまう実態は「仕事の価値を安売りしている」に他ならないなと思うからです。
□これだけの設備を持っているって発信したら・・・
確かに印刷物は減っていると思います。しかしどれだけの方が実際の印刷現場をご存知なのでしょうか。ひょっとしたらコピー機みたいにスイッチ一つで印刷できちゃうと思っているのでしょうか。(いやっ確かにそういったデジタル印刷機も出回っていますけどね)
労働省から国家資格のお墨付きを与えられている私たちの業界、ハイテクマシンをもっと世の中に発信して「印刷の価値」をアップしてもいいんじゃないかなって思うのです。それが自社のブランディングじゃないかなって・・・。
そんなことをずーっと考えています。そんなことを考えていないと悲しいですから・・・。だって「もっと自分の仕事に誇りを持ちたい」ですからね。印刷機見に来ませんか。印刷の世界って面白いですよ。
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