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迎える朝に感謝

阪神淡路大震災から17年が経過しました。今年は昨年の東日本大震災があっただけにあらためて当時の記憶が蘇りました。
当時はちょうど新社屋建設時期、旧社屋の跡地に鉄骨が立てられていた時期です。明け方のただならぬ大きな揺れで目が覚めて、テレビを付けたら大変な惨状に目を奪われた事を記憶しています。すぐに設計士と建設会社と耐震の強度についての議論をした事を覚えています。
関西地方の友人経営者の昨日のFaceBookのコメント。「創業3ヶ月でたった一人の大切な社員を亡くした。あの時こうしていればというご家族の方の無念の思いは幾ばくか」と。私の記憶と直接被災された方の記憶には計り知れない距離を感じます。
昨日、あいさつ回り先の東京のお客様との話でも地震のことが話題になりました。昨年の震災を境に意識が全く変わったと言います。家族との連絡、集合場所といった必須の項目が震災前にはピンとこなかった事が、常に頭にあると言います。結局災害に備えるという事は大切な人との絆を切らないことだと。
人は普段自分の主張やつまらないエゴ、そして不満ばかりを並べがちです。しかし大切な人を失った人に比べれば何とも小さな事なのかなと感じます。
「一日一生」とよく言いますが、こうして迎える朝に感謝し、自分を取り巻き支えてくれる人々に真摯に関わりたいとあらためて感じた次第です。


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