下記は今週3月1日を迎えた際の日経新聞の第二部です。
3月1日、この日は一斉に新聞もニュースも就活解禁のニュースでした。
➡ NHKでは企業がいかにして
新卒採用に向けて工夫しているか
➡ 新聞では合同会社説明会が少なくなり
オンラインでの発信が多くなったとか
➡ また先の日経新聞の第二部では
パーパス共有時代とタイトル
採用する側もされる側も感じている現実とのギャップ
会社のニーズを知り自身の研究を急ぎなさい
等々学生向けのメッセージが続く記事。
今の学生さんは真面目。
こうした記事も参考にして就活する一方で
今の会社で何年働く?の問いに
42%が5年以内との回答 😥
研究して入社したのに数年で会社を動く
経営者としてはなんとも複雑な記事でした。
さてこうした報道で取り上げられるのは
大きなオフィスにたくさんの社員がデスクワークしている絵
日本の中小企業は99.7%
そのうち下記の小規模事業者はなんと85%にも上ります。
今回の報道のように大半の学生が目指すのが大企業だとすると
就活のミスマッチは起こるべくして発生しています。
よく大学生へのキャリア教育の講義や
インターンシップ生に話すこと
➡ 就職するのは一社
就活はゴールではなくスタートである
➡ たくさんの会社を見てください。
ただし折り合いをつけなさい
と伝えています。
世の中には小規模事業者でも
きらりと光る会社さんがたくさんあると。
ところで今の学生は、
組織に埋没するのではなく
やりがいや働きやすさを求めているともいいます。
そしてSDGsを勉強しています。
表面上だけの取り繕ったSDGsは
かえってマイナスのイメージとなります。
17の目標を愚直に磨く中小企業の姿は
むしろ学生たちに共感を呼ぶはずです。
先のパーパス経営とは
目指す目的を掲げ社会や地域やお客様に向けて発信し
その目的に沿った事業を進めていく経営スタイル
立派な福利厚生やオフィスはかないませんが
組織がこじんまりとしているからこそ
パーパス経営を具現化しやすい…
SDGsをアイコンにとらわれず
会社のみらい創造を
社員と創り上げるきっかけにしては如何でしょうか。
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