おはようございます。名古屋で最近は「印刷も」やっている鳥原です。今日は「仕事に対する考え方」についてまたまたお邪魔した協力会社の社長との会話で気が付いたことがあり、それをについて書いてみたいと思います。
「印刷通販」という言葉はピンと来なくても「プリント○ック」と聞けば耳にしたことが多いですよね。最近多くのお客様が当たり前のように使っている印刷の通販サイトです。
意外かもしれないですが、通販サイトの7割を超えるお客様が印刷会社だと言います。「印刷会社が印刷通販を使う」ブラックジョークですが、残念ながら事実です(苦笑)。高価な設備投資となる印刷機を購入するならネットに頼んだ方がいいという考え。
これって競争する要因が「価格」しかないと言っているようなもの。確かにお客様にとっては一円でも安い方がいいに決まっていますよ。
□「下請けはこれからやっていけないですよ」
この言葉先日お邪魔した名東紙工の都筑社長の言葉です。理由はお客様である印刷会社がこうした加工設備を入れてしまったとたん「仕事がなくなる」からです。ちなみに印刷機械と比較すると加工機械の設備投資は割安です。
「だんだん加工機械が良くなっているからかつての職人技は不要。誰でもすぐにできちゃうんです(^^;)」と都筑社長。専門家しかできない仕事を手掛けないと結局競争要因は価格ということ。そして何よりも大切なのは…。
□お客様に利益がないと使ってもらえない
都筑社長はけっして特殊な加工をしなくちゃいけないと言っているのではありません。
➡ 「自社の加工を使って、お客様が得をしてもらうこと」
➡ 「自社の設備を使って工数を減らすことで短納期を実現する」
➡ 「自社の技術を使ってお客様が高く商品を売っていたたけること」
こんな言葉が都筑社長から次々と発せられると金額に目を奪われるのでなく、「お客様利益」を人一倍考えていることがよくわかります
□お客様に喜んでもらえば仕事も好きになる
→コストダウン」ばかりの思想で仕事が好きになるとは思えません。
→これを使ってもらえばお客様がお客様に喜んでいただけるという思考
→このサービスを使っていただくことでお客間様がーに儲けていただけるという思考
→このアドバイスでお客様が笑顔になるという思い
そう考えると仕事って楽しいと思うのです。
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