おはようございます。「印刷も」手がけている情報発信のお手伝い業マルワの鳥原です。先週末、就活の学生さんが当社に会社見学に来社いただきました。なんでも2年前にその大学で「働く」ということを学生さんたちに話をした際そこに居合わせた学生さんです。
当時は二回生でしたが、私が話をしたことか印象に残っていたということで会社訪問に訪ねてくれたのです。わすが二年前は今のような売り手市場ではなかったこともあり、大企業ばかりでなく中小企業もいい会社がたくさんありますといった内容で話をした覚えがあります。
□売り手市場は我々中小企業には逆風ですが・・・。
実は昨年こんなことがありました。秋に就職説明会のブース出展をして何人かの学生が当社に来社いただきました。その中に企業説明会でお会いした時にとてもしっかりとした学生さんがいたのです。
なんでも母親の友人が県の職員の方で当社のことを勧めて下さり、ブースを訪ねてくださったそうです。そんなしっかりとした彼女だったのですが、いざ来社頂きお話をさせていただくと最初の印象とは大きく変わってしまったのです。
「情報を多く入れすぎてしまって自身の就職感がぶれてしまった」感じなのです。おうちの方のお仕事も大学のキャリアカウンセラーということもあり、他の学生以上に多くの情報が彼女に入ったと思うのですが、情報が多すぎてかえって「耳年増」になってしまったようなのです。
□売り手市場って幸せなんだろうか
今回訪ねてきた学生に言った言葉。「就職するのは一社。たくさんの内定を貰うことが目的ではない。就活はあくまでスタート位置に立つだけ。100点満点の就活を目指すのでなくどこかでぱっと決めなさい」と。売り手市場はブレるばっかりで学生にとっても企業なとってもハッピーだとは私には思えません。
ひとりだけの会社見学でしたが、しっかりと社員が時間をかけてオフィスツアーをし、私自らが彼女の質問に全て答えさせていただきました。当社と縁があるかはわかりませんが、少なくとも小さな企業でもできる社会貢献だと思います。
それにしてもその大学卒業の先輩社員とお邪魔した講義に響いてくれた・・・実は今回そのことが一番嬉しいことでした。どこでご縁があるかわからないですね。
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