弊社は年度末に近づくと
多くの報告書やパンフレットの注文をいただきます。
その多くは行政関係。
➡ 街の将来を描く総合計画
➡ 定期的に見直す介護関係の計画
➡ まちづくりのビジョンを形にする都市計画
いわゆる住民の方に将来を示す計画書です。
こういった仕事は
プランニングができる会社さんに調査を依頼
年数をかけて住民にヒアリングし調査を分析
その上で新たなビジョンづくりをおこないます。
その集大成となるのが
先の報告者や住民向けのパンフレット。
そうしたデザインから印刷まで手掛ける事が我々の仕事です。
分析結果は分かりやすく伝わり易いのがマストです。
ところで住民にはいろいろな方がいます。
特に最近は高齢化が進みました。
お年寄りに理解しやすいように
➡ 工夫された書体の使用など読みやすい工夫
➡ 白内障の人にとってはわかりやすい色のメリハリ。
➡ 外国人には一目で内容が理解できるサイン
➡ 色の違いが分かりにくい色覚障がいの方にも
理解できる色づかい
要は情報のバリアフリーへの考慮が必要です。
マルワはメディアユニバーサルデザイン(MUD)
という考え方でデザインを行っています。
コンペディションの受賞歴もいただいています。
愛知県のユニバーサルデザインの
ガイドラインの監修をさせていただいています。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/283070_1021830_misc.pdf
時代は誰でも気軽にパソコンを使って
印刷データを作れる時代です。
でも我々が作る制作物と素人さんが作る制作物
読みやすさ、分かりやすさの違いは歴然
文字、図版、写真などを配置することを組版と言います。
元々は活字の時代に使われていた言葉です。
今はソフトが並べてくれますが、
活字を知っている人から見ると、
特に縦組(縦書き)は綺麗に並べるには難しいのです。
読みやすい組み方一つで理解も違うと言います。
マルワは創立以来、組版にこだわってきました。
先のMUDの資格取得者がほぼ9割占めている会社。
会社全体で読みやすさにこだわっています。
必要とされる会社がSDGsの目指すゴール。
SDGsとMUDは親和性が高いのです。
情報のバリアフリー。伝わる事が大切な時代。
ぜひ遠慮なくご相談ください。
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