融通無碍(ゆうづうむげ)という言葉をご存知ですか
意見や行動が自由で
何ものにもとらわれずのびのびとしていること
ある業界新聞のコラムに使われていた言葉です。
見出しのタイトルは
他業界を侵略する生命力はないのか
印刷会社が他の業種の市場に
進出することが少ないことへのメッセージ。
本籍地は印刷会社で構わないが
他の仕事もこなせる会社はないのか?
印刷会社も選別とふるいにかけられている
それだけ切羽詰まっている
という言葉で締めくくり
業界新聞の記者のコラムだけあり手厳しい内容です。
しかしこの手厳しさは実に的を得ています。
多くの業界と接点がありながら
自社の周辺を広げても
他業種への多角化をしている会社をあまり見かけません。
🙁 業界の縮小が進む状況を憂うだけ
にもかかわらず
😥 〇〇ができますという変わらぬ営業トーク
昨日上京する際にいつもお邪魔する
業界を長くコンサルされている社長と情報交換をさせていただきました。
我々の仕事は真にお客様のためになっているか
と社長さん。
原稿を用意して校正もして
相変わらずビジネスモデルはお客様に委ねられている現実。
情報発信といいながら
お客様主導で発生するビジネスモデル
長く情報発信に携わっているのであれば
確かに冒頭のコラムの通り
他業種でも活かせる材料はたくさんあるかもしれません。
➡ 印刷という見方を紙媒体ではなく
情報発信というくくりで
お客様に如何に喜んでいただく視点を持つか
➡ それだけの引き出しを一つでも多く作るか
改めて考えさせられました。
今日はこの時期恒例の業界の展示会に顔を出してみます。
以前は多くの展示物で盛況だったイベントも
ずいぶんとコンパクトになりました 😥
主催者も苦労されているのは容易に想像がつきます。
そして業界がまさに思考変えなくてはいけないと
創注というキャッチコピー
おそらく見慣れた展示物ばかりだと思います。
しかし中にはバージョンアップしているものもあります。
新たな引き出しを創る材料が一つでも見つかればラッキー
社長の仕事はアイディアを出すこと
必要だと選別されるように原石を見つけてきます。
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