おはようございます。「印刷の明るい未来」をいつも考えている鳥原です。明るい未来と言いますが、実はそれって日々のお客様への対応で決まってしまうんじゃないかなって。そんなこともあり今日は営業のレスポンスについてのお話です。
先日見積りの依頼を協力会社にお願いをしました。ただ果たして製品化が可能か否かが疑問だったため、2社の営業に直接私の携帯に電話が欲しいと依頼したのです。
一社は30分後、もう1社は4時間後に電話がかかってきました。会社に帰ってそのことを事務の者に伝えると「○○の営業さんはいつもレスポンスいいんです。また定期的に顔を出してくれます」とのこと。
実は今回とは別のもう一社が今まで絶対的に発注比率の協力会社があったのですが、営業担当が変わった途端に、先のレスポンスのいい会社の方に発注比率が移ってしまいました。それだけレスポンスって大切だということですね。
□レスポンスが早いのはお客様に関心がある表れ
よく「フットワークがいい」と言います。しかしこの言葉、実際に付き合って見ないとわかりません。そしてお客様である我々も実に勝手なもので都合のいい時にレスポンスがいいと印象がぐっと良くなっちゃうんです。
しかしそこまでに行くためには日頃の応対の速さの積み重ねに尽きると思うのです。だってレスポンスがいいというのは「お客様に関心を持っていますよ」という意志の表れですから。
□IT化はフットワークの優劣を明確にした
メールでのやり取りが当たり前になっちゃいました。ということはどこにいても情報を受け取れるということです。一方でその情報に対してすぐに反応する、リアクションするのは個人の力。いくらIT化になっても最終的には使いこなす人の能力次第だということです。
「まだ返事がない・・・」という連絡があったらそれはお客様の関心を一つ逃したしまったということです。私自身、そういった連絡があることを最も嫌います。「お客様に関心がない」というのは私の中では「ありえない」からです。
ところで冒頭のお話ですが、もちろん相手の営業のレスポンスは「社長だから」という理由は絶対にありますよね。だからこそ、早く連絡が来た方は私の中で「いい記憶」となります。レスポンス・・・皆さんは意識していますか。それだけでアドバンテージになるはずですが・・・。
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