写真は先週の愛知県印刷工業組合主催の新春講演会の様子。
東京のセントラル印刷(株)の関野里美社長に登壇いただきました。
通常新春講演会は業界の会長や副会長
またプロジェクトを進める責任者を講師として招くことが多いのです。
主催者の自身はそれにこだわりません。
真相はそんな深い意味が新春講演会にあるとは知らなかっただけ 😉
今回は十数名の業界のコアな規模数の社長に登壇いただきました。
その理由は多様性
ブログですので詳細は書けませんが、
この会社では外国人の方をはじめ
いわゆる心を病んでいる方など
多様な方が一線で働いています。
多くの業種で人手不足が企業の大きな課題です。
しかし我々のような中小企業では
いわゆる優秀と称する人材
有名大学の新卒者の採用はままならないのが現状。
いい人が来ないと嘆いても… 😥
ご縁のあった方に
いかに力を発揮して働いていただくか
を考えなくてはいけません。
当然多様性を受け入れる環境づくりがマスト。
セントラル印刷さんにはその環境があります。
根底にあるのは長所進展法
その人の良いところ、得意なところ、上手にできているところ
を伸ばしていくという考え方
長所を伸ばすことで短所は消えていくという思考
これを実践しています。
実は自身は十数年前まで、この逆の経営をしていました 🙁
会社の方針、私の考えの枠になんとか当てはめよう
それに必死でした。
当然社員も嫌なことをやらされている感が強く
なかなか社員も定着しませんでした。
実は環境配慮やCSRの活動をするために
部署の垣根を外して、
社員全員で委員会活動をスタートしました。
あれから14年が経過。
中小企業ですが
社員が主体的に物事を決めて進めるまでに成長しました。
ある年の環境員会の発表シートの一部↓↓↓↓↓↓↓↓
理由は社員同士がお互いの強みを認識したこと
お互いの得意な部分を補って活動していくようになったからです。
社員自らが考える必要とされる会社づくり
ぜひ下記の委員会発表会で彼らのプレゼンを聞いてみてください。
https://peatix.com/event/3467305/view
ところで関野社長の目指す2050年は4時間労働の会社。
その為のテーマが以下です。
日頃からの自身と同じ考え…。
ただ好きなことを聞くと多くの社員は答えられないそうです。
それに気づかせていくのも我々経営者の務めですね。
経営は奥が深い…
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