おはようございます。「印刷の明るい未来」を考えている鳥原です。と言いながら業界を取り巻く環境が厳しくなっていくのは否めません。ただそれをチャンスとしてとらえたい…そりためのキーワードは「好き」。今日はこのキーワードで書いてみました。
フェイスブックでもアップしましたが、先週末に「名東紙工」さんにお邪魔しました。社名の通り「紙の加工業者」です。ということでお客様は私たち印刷会社。自ら発信と「会社を見に来てください」とフェイスブックにアップされていたので行ってきました。
□仕事が楽しくって仕方がないって感じです
紙の加工ですので技術が基本。マーケティングといっても私たちがお客様ですから、ついつい価格競争が差別化になります。でもね、ここの都筑社長は違うんです。もともと機械メーカーで設計していたこともあり機械を改良して次々と新たな加工を生み出しています。
「いいかげん折り」…通常の折り方はそろっていないといけないですが、わざとずらしてインデックスのように加工してしまう逆転の発想。まだ実際の発注はないですが、こうしたことを自ら提案して差別化を図っています。そして説明する様子が楽しそうなんだなぁ。
□好きが最強!!
先週木曜日に東京で開催されたエクスマセミナーに行ってきました。その時のお題が「好きが最強!!」。講師の藤村先生は10年以上前にお会いした時から「遊ばざる者働くべからず」と言っていた方です。
そして今回強く感じたのは「好きなことが仕事になる時代」という言葉。ただしこの好きなことは「とことん突き詰める」ことが必要だと言います。マッ、当たり前ですが、何事も中途半端ではだめということですよね。
□好きを取り入れる
「好きなことを仕事にする」というのはなかなかぴんと来ません。私もその一人です。何せ私は前職の教職が「天職」と言っているくらいですから・・・。でも先の都筑社長のように「仕事に好きなことを組み合わせる」と考えたら何となく腑に落ちませんか。
都筑社長も印刷が縮小する現状を加工業者の立場として大きな危機感があります。でも機械いじりが大好きで、機械の改良をしていくことで新たな加工を生み出しています。そんなわけでとっても楽しそうなんです。だから「ここに仕事をお願いしたい」と素直に思っちゃいました。
以前は仕事で「楽しい」と言ったら不謹慎でした。でも自身を思い返すと教職では私は楽しく仕事をしていました。だから今でも当時の生徒たちとの交流が続いていると思います。「楽しく」がちゃんと伝わっていたんですね。
マルワに来社いただく外部の方にはいつも「楽しそうに仕事されていますね」って言っていただけます。この評価を本物にしたいと思います。「好き」を仕事に取り入れる、そうなれば本物だと思いませんか。「好きが最強!!」この言葉にこだわってみたいと…。
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