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言葉の重み

最近FB上で多くのイベントの紹介があります。以前と違って誰もが発信できる時代ですので、自分の持っているスキルや強みを生かす機会が増えたのはさすがにソーシャルネットワークの時代ならではです。
その中で目にすることが多いのが、「成功する○○」「夢を実現する○○」といったタイトルのセミナーです。確かにこうした表現は今の混迷した時代に求められている事だけに自然と興味がわくコピーとなっています。
ただこうした抽象的なタイトルが多いのが気になります。考え方や理念は確かに抽象的ですが、それにしてもそんなに簡単に言っちゃっていいのかなっと。
先日当社で「即戦力を育てる極意」なるもののセミナーをさせていただきました。その後のアンケートの中にこんな言葉がありました。
「最近タイトルに比べて抽象的な内容が多いのが気になっていました。また今回のように二人の講師が話をする場合、全く反対の事を話すこともよくあります。その点今回は具体例が明確で、二人の講師のコンセンサスも合っているので聞きやすく納得できました。」・・・と。
大変手前味噌ですが、うれしい感想です。その一方でそうした感想を読むと私が普段感じていることが実際にあるのだと思います。もちろん出席を決めるのは自身の判断です。私の友人は「どんな研修でも一つは良いものがある。」と使った時間に対して前向きに捉えています。
ちなみに私は一経営者であり、コンサルタントではありません。ただ人前で話をする機会が増えた事、そして悩まれる経営者が多いことに気づき今回の企画をしました。
話の最後にこんなことを伝えました。「社員教育を下から人は辞めない訳ではない」と・・・。つまり聞いた事そのままを実践しても期待する成果が出るかどうかはわからないという事。あくまでひとつの手法でありヒントなのですから。
もちろんそんな事を期待して出席している人はいないと思いますが、だからこそ安易に実現するとか成功するという言葉を使の怖さを感じます。
勝手な事を書きました。気を悪くされた方お許しください。ただ、言葉の重みをもっと持った方が良いと・・・。たとえ「伝える」ための、そして「集客の為」のコピーだとしても、そう感じています。
ところで、好評をいただいた今回の当社のセミナー、実は2回目が大変なんです。聞かれた方がそれ以上の期待をもって参加されるのですから…。こうしてみるとコンサルタントと言う仕事は大変ですね。私には…できません。


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