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漠然とした目標の怖さ

先日業界のお二人の先輩社長の方々に当社に来ていただきました。このお二方大変に優秀な経営者でこれだけ業界が厳しい状況でも立派に利益を上げています。
いろいろと会社を回っていただき、お褒めの言葉もいただきましたが、一方で厳しい指摘も頂戴しました。そしてその指摘がまさに当社の今抱えている問題そのものでした。
それは「見える化」。当社も独自の生産管理システムを構築し業務をしています。そしてそこから多くの経営情報を引き出すことができます。しかしせっかくのシステムも十分に使いこなしていないことがよく理解できました。
その原因は、利益を生み出す考え方に甘さがあったからです。以前は少々細かい部分が見えていなくても、言葉を変えれば無駄があっても、十分に利益が残せました。また営業の数字と現場の生産高の摺り寄せもしなくても利益が上がりました。
今は機器が発達し、利益を稼ぐ厳選がソフト力と効率化。前者はすべての仕事に当てはまるものではありません。しかし後者の効率化はすべての仕事の原点です。
限られた予算の中で、いかに無駄のない仕事をしていくか、それには仕事の「見える化」しかないのだとあらためて感じました。
一昨日の土曜日に幹部社員と共にそのみえる化についての話し合いをし、早速今日から実施していく事になります。なんとなく感覚で掴んでいた制作の金額。しかし見える化によっていよいよ感覚の話ではなくなってきます。
漠然とした目標では結果もあいまいにしか掴むことができないなと反省。システムを作っていても、形だけ作って、魂が入っていなかったのは明らかに経営者であるトップの責任です。
社長に苦言を呈する人は社内ではいません。こうして外部から来ていただき厳しい目で見ていたたくことで気づくことがたくさんあります。
いただいた指摘を早速行動して改善し、業績を上げて社員と共に達成感を感じたいと強く感じました。2月1日からスタートするこの新しい仕組み。目に見える怖さよりワクワクと感じる数字にしたいと思っています。


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