おはようございます。「印刷の明るい未来」を日々考えている鳥原です。そんなことを考えるようになってきたのはやはり業界の仕事のお手伝いをさせていただくようになってからでしょうか。

実は業界の仕事なんて今から10年前は全く関わっていなかった私。ちょっとしたお手伝い程度はしていたものの、自身が役員なんて思ってもいませんでした。それがまた今年から業界の役員としてまた今から一期二年理事長を支えることとなります。
□「同業者の集まりなんて」と思っていたら大間違いでした

･･･と思っていた私です。正直なところ今でもそんな気持ちは「ほんの少し」あります。ただビジネスチャンスとばかりにギラギラ感をもって参加する訳ではないですし、また相手もそういう人じゃない人と付き合っています。

先日も同じ後継者としてはるかに当社よりも大きな会社の社長とお話をさせていただきました。私よりも一回りお若い社長さん、いつも顔を合わせるのですが、じっくりお話を聞くのは初めて。

先代からバトンを受けて自身の企業作りに邁進し、健全な財務体質にされている社長さんですが、お話をお聞きするまで失礼ですが、「そんな印象」がない方だったのです(失礼とは承知しつつこの表現･･･すみません)

そこまで緻密に経営をされている印象がなく、お話をさせていただき「目から鱗」状態でした。特に「社員を大切にする」「社員を平等に」という考えを実に明快に実践されています。

「事務職」と「製作」が同じ報酬ではないはず。営業が遅くまで時間がかかるのならそれなりに配慮すべき。会社に長くとどまるならそれだけの報酬を与え、一方で与えただけの成果を出してもらわないと。それが本当の平等だと。

「ゲンバ男子」編集長の山野さんともご縁ができました

「女性活躍」についての話を中小企業目線で聞くこともできます。

業界の出展ブースに当社の社員もお手伝いに。次世代を担う後輩たちへのメッセージはテンション上がります(^^)

□「次回、時間を取ってください」

そんな話を二次会でしていたらあっという間に時が過ぎて…。思わず帰り際に「次回、お時間をとってください」と私。同じ業界で利害関係があるなしに関わらず経営に対して真面目に取り組んでいる方とはお会いしていても楽しいものだと思います。

組合だけでなく多くの団体に所属する「メリット」について文句を言う人がいます。それって参加する姿勢にあるんじゃないかなと思うのです。「入っても何もしてくれない」というなら入らなければ良いと思うのです(立場上そんなことは言えないですが(^^;))

この私も所属する会すべてにしっかり関わるわけではなく、中には参加できないから退会したものもあります。何でもそうですが、会に参加するメリットは自身の心構えではないかなと。

「次回また話を聞きたい」同業、他業にかかわらず、こんな人との出会いがありまた経営の参考にできれば十分元は取れる筈ですよね。