昨日私が所属した異業種交流会で後輩会員の全快祝いに途中参加してきました。悪性のがんが見つかり摘出。ただおかげさまで転移もないという事で、彼の全快祝いの為に立派にパーティーが行われました。
彼に関わった同志、後輩、そして先輩等々が出席。私は別の会がありましたので終盤に駆けつけてコメントをさせていただきましたが、立派な会場と多くの人の参加で本当に驚きました。
どういった経緯でこの会が企画されたのか当然私は当事者ではありませんのでねわかりません。500名近い会員が属していますから、当然「どうして彼だけ…」というやっかみもあると思います。
たまたまこの日目にしたあるメルマガにこんな言葉がありました。『死に方が分かれば、生き方も分かる』…。自分が生涯を終わるとき、どんな死に方をしたいのかがわかれば生き方もわかるという意味です。
この言葉を書いた人は自分の葬式に5メートルくらいの上空から眺めている感じをイメージし、そのイメージした自分の葬式で感じたことは、最後は「人の心の中に残りたい」 というものだったそうです。
私も自分の父親の葬儀に驚く人が弔問に来ていただきました。そして多くの人に関わっていた父親の知らない一面を何人もの弔問客から聞きました。
人に関わるから、そしてその関わった人を大切にしてきたから多くの人に弔問に来ていただいたと当時思ったことがあります。
今回のこの彼…所属している会が大好きで会の発展、会員の為に汗をかく姿に共感した人がこの会を企画したのだと思います。そんな彼だから気の合った仲間がお祝いする…要は人徳というやつですね。
その彼に対して先輩である私は「彼は決して優秀ではありません。多くの人が彼を支えて今があります。決して特別ではない…」とそんなメッセージをさせていただきました。
そんなことは本人も周りもわかっています。しかしあえてそんな言葉を出しても許される雰囲気が会場にはありました。みんなからお祝いをされた彼、一人の人間としてうらやましい限りです。
大所帯の会ですので、いろいろな考えややっかみがあって当然。ただこれだけの思いを受け取った彼は、今まで以上の関わりをしなくてはいけません。これって結構プレッシャーのはず、頑張ってくださいね。
オッと…ただもうそろそろ卒業近いですから、突っ走らないように…。
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