写真はいま話題の「面白い恋人」。先週大阪から来社された知人にいただきました。すかさずface book にアップしたところ、結構な反響でした。いままさに旬の話題の商品ですね。
本家の石屋製菓は商標登録の侵害ということで提訴することとなりました。そもそも関西地区でのお土産として、そしてパロディーとして人気のあった商品でしたが、東京まで進出したことで風向きが変わったようです。
商品イメージの侵害・・・というのが主な理由ですが、果たして侵害なのかなっ…て正直思います。むしろこの面白い恋人が出ることで白い恋人が売れているのではと思うのです。
「相乗効果」と言いますが、今回の提訴はあくまで白い恋人が「主」で面白い恋人が「従」の関係だと石屋製菓は捉えていると思います。そしてその感覚は我々も持っています。ただ商品イメージを損なうとは全く思っていません。
と言いますのは中身は全くの別物、そして「面白い…」があの吉本が発売となれば関西特有の「お笑い」と消費者も思うからです。
中小企業にとって「自社製品」を持つことは大きな目標。仮に当社の商品がこうした形になったとしても企業としてはうれしい限りだと思うのですが…。
と…こうして私も勝手な事を書いていますが、当事者となったらやはり違う思いがあるのかもしれません。ただ第三者として感じるメリットが当事者としてはそうではない…そんな感じを今回抱きました。
過去には賞味期限偽装問題で大変な痛手を被った同社。ようやくそのブランドも信用回復に向かっていただけにこのパロディーはやはり許せなかったという事もあるのでしょうね。
社内で大きな議論があったはずですが、最終的には会社トップの判断。私が仮に当事者なら…いや安易にはここで書けません。こうしてタイプを打ちながら「ブランド」を持っていない私がコメントすべきではないようです。
でも…もったいないなぁ。ここで笑い飛ばして、CMも吉本のタレントを格安で起用して放送・・・といったコラボしたら爆発的に受けると思うのですが…。面白い企画もたくさんできそうでしたが、結局「面白くない」ようで。
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