おはようございます。「印刷の明るい未来」を試行錯誤している鳥原です。ところで世界で一番のベストセラーを知っていますか。それはご存知聖書。グーテンベルグが発明した「活版印刷機」のおかげで、教会で聞くべきだった聖書の言葉が自宅で手に入れることができ、これによって資本主義が発達したと言われています。
印刷は情報発信の担い手でもありました。「そうなんです!」我々の仕事って大袈裟に言ってしまうと「世界の歴史」を作ってきたはずです。そして長い間印刷は「文化のバロメーター」とさえ言われる時期もありました。しかし・・・その使命が終わりを告げているなと感じています。
フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等々、情報発信ツールが数多く世に出て毎日あふれるぐらいの情報がこの世に出現しています。もっと言えばその世界で圧倒的に支持を受け結果ビジネスとして多くの役に立っている人もいます。
□誰でも発信できるからとことん極めた人が多く支持される
私も毎日のようにフェイスブックを投稿し、ブログを上げています。しかし残念ですが「圧倒的に支持される人」と比較すると「圧倒的に支持される数は少ない」のも事実です。一説にはこれを「ゴミブログ」とさえ言います(^^;)。
発信はこだわりがなくちゃあいけません。そしてそのこだわりは伝わるように「目に留まらない」と意味がないのです。じゃあ、おかしな格好して目立てばいいか…。うーん、さすがにそれだけでは十分条件じゃない。
彼ら共通するのは「誰に」伝えているかが実に明確だということ。そして何よりも人の情報に関心があるということです。自分だけ「見て見て・・・!」では誰も見てくれません。それは独りよがりにしかすぎませんので。
□結局思っているほど人は自分に関心がない
SNSでいろいろな写真が掲載されています。でもこれだけ多くの情報が発信されていると、少々のことではオーッとはならないんです。どれも普通です。しかし圧倒的な支持の人は他人の発信を通して「何やっているか、どんな関心があるか」そうしたことを逐一ちゃんと見てその部分を大切にしているから伝わるんじゃないかなって思うのです。文章が上手いとか、そういう問題じゃあないんだってあらためて思っています。
□試行錯誤するから何かある
成功の近道はなく、とにかく試行錯誤を続けるしかないだなって。今の時代の発信はテクニックでもないし、ハウツーでもない。いわゆる「○○の仕方」では結果は出ません。いろいろトライして「自分らしさ」を地道に伝えていくことだと。それがトップの務めだって思っています。ゴミブログにならぬよう発信します(^^)
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