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持続可能なヒント満載の石徹白洋品店

SDGs

一昨日は家人と自身の教え子の娘さんを乗せて石徹白(いとしろ)へ

 

彼女たちの進めている

サスティナブルな服作りのプロジェクトの視察の運転手でした。

 

石徹白洋品店というこのお店。

石徹白洋品店 - Itoshiro Yohinten
石徹白洋品店は、岐阜県郡上市最奧の石徹白(いとしろ)に伝わる伝統的な衣服(和服)をベースに、藍染・草木染めを中心とした服作りをしています。

その時の様子は彼女のSNSから

服のことはあまりよくわからないのですが

 

 ➡ 生地を無駄にしない縫製

 

 ➡ 自然を無駄にしない素材

 

彼女たちが手掛けているサスティナブルな服飾には

ヒント満載の空間でした。

 

さてこの写真。

右端に写っているのは築140年の古い家

ここで実際に生活をされています。

 

中央にある棟続きのように見えるのがお店。

ここは商品が並びセミナー会場にもなります。

 

一見古い民家を改装したように見えますが

実は築10年しか経過してないのです。

いとしろは冬はマイナス15度を下回る厳しい寒さ

当然断熱も必須ですが、断熱材は使っていません。

 

外壁となる木と内側の壁となる木の間に

空気の層をわざと作り断熱効果を作り出しているそうです。

 

当然内側の構造も釘を使用せず

木の組み合わせで作り上げられています。

素材も解体された旧家の木や地元の木を

使っているそうです。

 

厳しい寒さも一階の薪ストーブで家中が十分温かくなるそうです。

将来家を改築や解体する際に自然以外の物を出したくない

 

そんなオーナーの思いを受けて

30代の若い大工さんが挑み

まるで旧家のような家作りとなったとか。

 

建築資材は材料を工場で作り上げ

後は現地で組み立てるだけ…

 

 

確かに便利になりました。

 

建築に限らず

なんでもお手軽に調達し形作ることが可能な時代です。

 

その分他との差別化が図りにくくなっているのです。

 

もちろん、こうしたこだわりは決して直接の売り上げに貢献しません。

 

SDGsと声高に叫ばれています。

 

共通する悩みはSDGsへの関わり方

 

しかしお手軽な関わり方では会社の独自性は作れません。

 

 ➡ 面倒で、手間がかかり

 

 ➡ 決して売り上げには大きな貢献がない

 

そういうものです。

 

自社の古くから大切にしているこだわり

 

これを地道に継続して認知が広がり

ようやく会社本来の売り上げに貢献します。

 

この石徹白洋品店は大きな宣伝をしていません。

 

SNSそれもここを利用する関係性を持った人

商品や姿勢に共感して代わりに発信してくれています。

 

確かに僕もこうして発信しています。

 

SDGsの関わりのヒントはこのお店には盛りだくさんです。


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