朝から賑やかな蒲焼きの写真入りの折り込み広告の数々
スーパーこぞって今日は
土用の丑にちなんで蒲焼きの宣伝が一面に。
土夏バテ防止説として
『万葉集』には大伴家持が詠んだ
「石麻呂に われ物申す 夏痩に良しといふ物そ 鰻取り食せ」
1200年以上前の奈良時代には、
すでに夏バテにうなぎが効くといわれていたとか
江戸時代は当然天然鰻が多く旬が冬。
平賀源内が夏に鰻が売れなかったため、
本日土用丑の日と看板を掲げて繁盛させた
なんて説もあります。
ご存知の通り蒲焼きは東西で違います。
➡ 関東は蒸して柔らかくしてからタレにつけて焼き
➡ 関西では蒸さずにジューシーに焼く
もちろんここ名古屋は後者。
ひつまぶしは全国的に有名です。
さて、友人の村井さんは
鰻の卸と自ら福井に店を持ちネットショップでも販売。
彼のブログを読んでいると
夏に向けて一年間鰻を育てて要る苦労が分かります。
https://ameblo.jp/mitchell320/entrylist.html
彼がブログによると
鰻の流通量はご覧の通り
価格は平成2年の三倍以上に。
確かに今のうなぎは高い。
それでもやはりこの時期は無性に食べたくなります
ということで
一足早く先の村井さんの玄白さんの鰻をいただきました。
直前に焼いてすぐに真空パックで。
ふわふわとカリッとした食感
お勧めです 😉
そして出張から帰宅した昨晩の夕飯は
家人が4回目のワクチン接種をしたということで
元気づけに急遽白焼きが食卓に。
これまた美味しくいただきました。
価格が高くてもこの時期は鰻
2030年も当たり前のように
鰻が日本の風物詩としてありたいものです。
ちなみに今年は
一の丑が今日7月23日
二の丑が8月4日
と二回登場。
ぜひ楽しんでください。
玄白さんの鰻おすすめです。
コメント
SDGsとうなぎ、なかなか相性がわるくて難しそうですね。
フードロスの削減としては店で売られているうなぎはなるべく消費してあげたい、でも海洋資源の保護としてはそもそも食べるべきではない・・・。
こういう場合、やはり各業界に「まずは海洋資源の保護を」と訴えるのが大事なんでしょうか!
メッセージありがとうございます。昨日も百貨店の食品売り場の大量の蒲焼きに面食らいました。なんとも複雑な気持ちです。