先日お邪魔した大興印刷さん。
ゲーム用のカードなどを企画製作し
今では世界中のカード愛好者がお客様です。
しかし元々は誰もが知る日本の大企業の下請け会社。
度重なる一方的な値下げ指示に
😥 このままでは潰れてしまいます
と発注担当にお願いに行ったところ
そうでしょうねえ 🙂
と笑いながら返答されたとか。
これで一念発起
請け合い業からの脱却を目指して今があると言います。
一般的にいう請負とは
依頼主と金額を取り決めて仕事にかかること
を言います。
印刷業界の実態は
➡ こうしたお客様からの一方的な値決め
➡ また仕様書一枚での価格競争
残念なことに多くの仕事はこうした形での請負です。
従って自ら金額を設定して進める仕事とは言い難いのです。
大興印刷さんはカードゲームの企画なども手掛け
その上で金額が決まります。
マニアにはたまらないでしょうね。
もちろん請負の仕事もありますが
自社の決める金額で商いができるのは羨ましい限りです。
持続的に仕事を継続していくためには
価格だけの商いでは立ちいきません。
➡ 〇〇だからこそお願いしたい
➡ 〇〇だから御社にしかできない
その〇〇を持つことがこれからマストです。
先日も社内の会議でこの話題になりました。
〇〇がもっとお客様に伝わらないと…
でも自社ではたいしたことがないという引き出しも
他社から見たら大きな圧倒的な強みかも。
弊社であればこのところ注目いただいているのは
SDGsへの関わり。
一昨日も9月に横浜で大学が主催する
中小企業向けのプログラムで弊社の事例発表を…
という依頼をいただきました。
関東地区からのオファーは
それだけ自社の活動を認めていただいている証拠。
有難いと思うと共にもっと
自社の活動に自信を持ってもいい
と感じました。
SDGsに印刷業が関わって成果を上げる
これからの中小企業の新たな歩むべき会社像
そう捉えてもいいかなと…。
ところで大興印刷の高本社長はこう言います。
➡ ハードがあるから可能性がある…
➡ モノづくりができるから可能性がある
同感です。
だってハードがあるから環境配慮印刷と言えるのですから
見学に同行した息子がひとこと
社長の知っている会社はどれも面白い会社ばかり
機会があればぜひ連れて行って欲しい
いよいよやる気になってきた…面白くなってきました。
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