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金正日総書記

金正日総書記が亡くなりました。株価はすぐに値が下がり今後の情勢を予測する報道が数多くされました。世襲という言葉を国家レベルで強く印象付けたのはほかならぬ北朝鮮でした。次に世襲が続けば三代続くことになり、これは世界を見ても過去に例がないといいます。
事の真偽はともかく、後継者の金正恩氏は何度も整形をしたという報道もあります。理由は先代の金日成の顔に似せて行くためとか。そしてこれからの後継に向かって多くの神話が登場していくとも・・・。北朝鮮の動向は不透明であり、不安定になることだけは間違いないとも言われています。
難しい世界情勢は私にはわかりません。ただ情報がオープンになっている時代に神格化はもう無理だという事は間違いありません。そして世襲がどこうではなく情報を曲げて伝える時代ではない事だけは言えるのではないでしょうか。
今年は中東で多くの独裁国家が民衆の力で終焉を迎えました。情報という目に見えない「モノ」が人々の心に影響を与えた結果です。
ところで在日の方のインタビューでは「悲しい」という言葉を数多く耳にします。日本で報道されている北朝鮮国内の生活の困窮をみれば国民の悲惨な状況は周知の事実。それでも「悲しい」という感情が起こるのは、やはり人は「国」というものに特別な思いがあるのだと感じます。
「国」といえば「拉致問題」。日本にとっては大きな「国家」としての問題です。拉致問題のキーを握っていた総書記が亡くなったことがどう影響するか、しばらく注視しなくてはいけません。
しかし北朝鮮問題を論調するのは難しいなと感じます。とてもデリケートのような気が…。同じアジアの近い国でありながら、あらためて遠くそして未知の国だと感じます。
それにしても中小企業の事業継承でさえ大変なのに、国を継承するというのは想像すらできません。先代の重しが取れて世代交代をしたとたんに、会社が混乱するという事をよく見かけます。しかし今回は国ですから…。
世界を見渡せば来年は米国はじめ多くの国で政権交代にもつながる選挙が続きます。地球規模でこれから大きく動くような気がしてなりません。いよいよ噂の2012年、マヤ文明の予言がふと頭をよぎりました。


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