先日近藤印刷さんにお邪魔して
SDGsの講義をさせていただきました。
毎回ワークショップで感じることは
➡ その組織の風通しがいいか否か。
➡ 普段から会話があるのかないのか?
近藤印刷さんは社長の日々の努力もあり
実の風通しの良い社風だと肌で感じました。
さて、この会社の一押しの商品はクリアファイルやクリアしおり。
いち早くポリプロピレンという紙以外の素材に目をつけ
印刷のノウハウも充実。
長くこの会社のブランドとなってきました。
ところが今このブランディングが邪魔になっているそうです。
お分かりの通り環境配慮の風潮は、
プラスティックのような商品構成が
マイナスのイメージになってしまっているとか。
一つのビジネスモデルが尖っているほど、
その分野で強みを発揮できます。
一方でその商材やサービスが
時流に合わなくなってくると足を引っ張るものに。
プラスティックへの印刷という強みの商品が
マイナスのイメージとして
重くのしかかっていると話されていました。
しかしここまではアルアルの話。
この会社は次の手を打っています。
それは栞(しおり)です。
ネット検索をするとしおり印刷の近藤印刷とアップされます。
https://www.noah-digital.co.jp/
自社の倉庫の一角を栞の展示室にリフォームし
定期的に栞のイベントもされています。
ロットも小さくリボンや袋に詰めるなどの
アセンブリ作業もある商材
手間暇がかかる割には少額な商材
商品としては小さいものですが
映画関係や、出版会社からの問い合わせもあるそうです。
関係性作りとしては決して侮れないと感じます。
新たなことを挑戦すると仕事が増える 😥
かつてはこんなことが言われました。
今は何もしないと仕事は減っていく一方です。
走りながら新たな仕事を考えていく
会社全体でその風土がないと
立ちいかなくなると感じます。
昨日ブログに書いたみらいを見据えたバックキャスティング
稼ぎのベースがある間に
新たな商材・サービスを考えていくことは必須
SDGsの17のアイコンと169のターゲットは
その知恵の創出にはうってつけです。
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