障害のある人が投票をしやすい環境を
先日視覚障害者の投票についての特集がありました。
目が見えない人が投票する場合は
投票場で係の人に候補者を読み上げてもらうそうです。
少ない人数であればともかく
多人数ですと覚えきれません。
またお目当ての名前が分かった時点で遮ると
誰に投票をしたのかが分かってしまいます。
実はこういった該当者の人たちにとって
権利侵害を受けやすいのが選挙だと言います。
弊社はメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の配慮を
心がけたデザインを提供しています。
色弱者にも高齢者にも外国人にも
伝わりやすい情報のバリアフリーの実現です。
ただこれもあくまで目が見えるのが前提
情報のバリアフリーという観点を再度見直すと
先のそもそも目が見えない人にとっても
理解いただけないといけません。
行政のカタログで下記のようになったものを見かけたことはありますか。
QRコードの場所近くに切れ込み
あのQRコードには音声情報があり
一昔前はスピーチオという専用の読み上げる機器が
窓口に置かれている市町もありました。
最近ではスマホ対応のソフトも出ています。
残念なのはこうしたソフトも日進月歩
なかなか統一されていないということ。
先のスピーチオも今では使われるところが少なくなりました。
見えない人に対して
どんな情報がページに掲載されているか
これを音声コードとして埋め込む作業が別に発生します。
マルワでは通常のデザインだけではなく
こうした音声コードを埋め込む作業も
今まで手掛けてきました。
多くの人に・・・
この考えがより深くなってきたように感じます。
大げさに言えば
一人でも不自由に感じてしまってはいけない
しかしすべてがハード、ソフトで解決はできません。
周囲の人たちが協力して助け合うことを共助といいます.
これからはより人と人との触れ合いが不可欠です。
誰ひとり取り残さない
というキーワードのSDGs
17の目標はそれぞれの環境や立場で
必要とする人へ届けられるメッセージ。
共助という視点で自社の商材、サービスを見直すと
会社が関わるヒントが見えてきます。
それがSDGsの持つ世界観…ですね。
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