同人誌ってご存知でしょうか?
同じ趣味・こころざしを持っている個人やサークルが
自ら資金を出して作成する雑誌
の略語です。
先週金曜日NPO法人日本自費出版ネットワーク主催の
岐阜全国大会がありました。
その特別講演のタイトルが
同人誌を切り口にした顧客の獲得方法
高知県にある創業88年の西村謄写堂さんのお話です。
取締役の西村啓さんと部長の加藤和雄さんの二人の登壇。
自ら資金を出して作る同人誌
お客様の印刷の仕上がりに係る思いは半端ないようです。
➡ 印刷の墨(黒)の再現
➡ 表紙の何重にも重なった色再現
➡ 十分許容範囲の仕上がり上のミス
同じ印刷であっても我々の世界とは全く違います。
➡ クレームゼロなんて有り得ない
➡ お客様に届く前にそれが分かればいい
➡ お客様からの苦情があった途端にすぐに刷り直し
お客様の印刷したいという気持ちを汲む
常にお客様視点での仕事のこだわりに大きな刺激をもらいました。
Twitterで毎日まめに発信
同人誌というこだわりの空間ならではの仕組み
➡ ミスして仕事を増やす。
➡ ミスを感動に変えて次の仕事をいただく
この言葉はまさに!でした。
言葉にすると誤解を受けそうですが、
平時の時の体制ではなく非常時の際の体制の重み
こだわりを長く続けているだけあり
説得力もまた違います。
さて、今回通常ありがちな
パワーポイントを使っての説明は一切ありません。
お二人の掛け合いと会場の質問者とのやりとり
気がつけばメモを取ることだけに集中して
写真はこの一枚だけ。
資料を映して説明する様子に慣れているだけに
新鮮であり言葉の力を実感した時間。
うーん古いけど新鮮な発信スタイル。
刺激の多い時間でした。
会場にいる参加者は自費出版にこだわる強者ばかり
長くこだわってやってきたひとは
ちゃんと儲けてみえます。
徹底的にこだわってやり続ける
商売の原点を感じた時間でした。
コメント
徹底的なこだわり、
言葉にすると簡単ですが、実行して上手くいかせるのはこんなんですよネ💦
それでもこだわり抜いていくことが肝心ですな☆彡