コオロギを育ててお菓子にしました。
これ意外にエビっぽい味なんです 😉
これ3人の高校生の発表です。
一昨日の名古屋未来環境EXPOにてこの発表を聞きました。
今年徳島県で行われたエシカル甲子園
徳島県教育委員会教育長賞を受賞した
半田商業高校の3人の生徒の発表。
伝わりました!
通常発信する側は
あれこれと伝えたいことが沢山あります。
発表用のシートは細かな文字 🙁
資料しては有効ですが
発表用としてはとても読めないし伝わらない 😥
聞く側に立つとそんな当たり前の経験があるかと思います。
ところが彼女たちのシートは
シンプルなコオロギのイラストと
大きなタイトルだけの文字。
聞いている方に実に優しいシート。
先の甲子園での発表で何度も練習しただけあり
コンパクトなメッセージに学ぶことが沢山ありました。
一つでも多くのことを伝えたい
となると、多くのことを詰め込んでしまい
あれもこれも伝えるうちに
😥 結局何を伝えたいかわからなくなってしまう
誰でもそうではいけない
そう思いながらそうなってしまう
そんな当たり前のことは
シンプルに置き換えることで解決できる
彼女たちの発表から教えられました。
エシカルとは「倫理的」「道徳的」という形容詞
法律の縛りがなくても正しい
公平と思っていることを示すものです。
例えば環境にやさしい商品を買ったりすることも
エシカル消費と言います。
栄養価が高いと昆虫食が話題になっています。
理念的なものはついつい難しく捉えがちです。
身の丈に合った感覚で
身近なもので世界の課題を解決する彼女たちの試み
SDGsと声高に言いながら、
特別感満載で差別化を図ろうとする我々大人にとって
学ぶべき内容でした。
雨の影響もあり、
会場のアクセスが不便というコトもあり
寂しい入場者数ではありました。
しかしこうしてまた一つ新しいネタや気づき
やっぱり動いてみないと分からない…ってやつです。
会場にはエシカル推進協議会が
志を同じにする仲間と発信中 🙂
今日はイベントは最終日。来場の際はお立ち寄りくださいませ。
コメント
伝えたい情報だけが一目瞭然でインプットされるシンプルさ。
見る人、聞くヒト、読むヒトの「受信のツボ」をやさしく押さえた、見事な発信に感動しました。きっと、ここまで絞り込み、削ぎ落とすまでには、膨大な量のアイデアをシミュレーションされてきたのでしょうね。
高校生3人の、見えない部分に費やした努力を想像すると、、、
本気でSDGsを達成させたいと願う熱量がスゴイ!
彼らのパネルを見たら、もう、あれもこれもと欲張った情報満載のパネルなんて、過去の過剰生産と重なってきてしまいました。
素晴らしい発信の発信を、
ありがとうございました。