操作に熱中 集中力そぐ
この見出しは少し前の日経新聞のデジタル教科書を問う
の特集記事。
教科書のデジタル化が進むと言われ
デジタル教科書にはさまざまな機能が期待されると言います。
ところが現実には
先生頭に入りにくい 🙂
という児童の訴えが相次いで寄せられ
その教室ではとうとうデジタル教科書の使用をやめたという内容。
デジタル教科書は多機能です。
画面の移動やページの拡大など
使い勝手を考えての多機能 🙂
皮肉なものでこれが操作に夢中になり逆効果 😥
そして出た結論は
➡ 児童の関心は高めやすいものの
➡ 学習に集中力させるのは難しい
自身が大学受験の時には受験勉強中の一つとして
書いて覚えた記憶があります。
特に英単語は何度もノートに繰り返し書いて覚え
ボールペンを何本使った… 😉
なんて今思えば変な達成感がありました。
紙を触ったり書き込むという行為の方が記憶に残る
と現場の先生の感想は頷けます。
なら紙の教科書に利点が…ともいかないようです。
例えばメディア・ユニバーサルデザインで取り上げている
➡ 弱視の人は画面が拡大できるので読みやすく
➡ 読み上げ機能があれば外国人や発達障害の支援に
従ってどちらにしてもデジタルの流れは止まらないということ 🙁
さて我々印刷業界の将来はやはり紙だけ…とはいかないようです。
弊社のSDGsの2030年のゴールはペーパレス 😯
ブラックユーモアのような目標ですが意外に真剣です。
現に売り上げの印刷の占める割合はここ二年で大きく減りました。
代わりに配信サービスや動画制作などの
デジタル関連が伸びました。
そして…
➡ バナナペーパーをはじめとする環境関連の販促支援
➡ SDGsやBCPと言った理念やインフラの相談依頼
これすべて自ら発信することで引き合いになったものです。
デジタル化の波は避けられないものの
であればそのデジタルを使って自社の存在価値を発信する
それがデジタル化への対応ではないかと。
SDGs9 産業と技術革新の基盤をつくろう
時代はデジタルとアナログの融合
我々にとってのSDGsのキーワードです。
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