春となり庭も色とりどりの樹々や花が色づいてきました。
スダレモミジが真っ赤に色づき
モノトーンの冬の庭とは違い新緑の庭は見ていても楽しいものです。
一方でこれから冬に入るまで庭の手入れが欠かせません。
綺麗な庭は日頃の手入れなくしては実現できません。
特に春先は雑草が生えてきてちょっと気を抜くと大変なことに。
これは会社経営でも同じではないかと。
経営者にとって評価は数字
プラスの数字を実現することが
最低限の経営者としてのミッションです。
しかしドラッカーさんこう言います。
利益は目的ではないし動機でもない
利益とは、企業が事業を継続・発展させていくための条件である。
当たり前とはいえ…ここに四苦八苦しているのですが。
株を公開している企業は株主のストレートな評価があるだけに
成果にはよりシビアに捉えるもの。
一方で、オーナー経営者は
数字に対してついつい結果を甘く判断しがちだといいます。
さて弊社も半分の期が終わりました。
毎回昨年や一昨年と比較して一喜一憂の繰り返し。
➡ うまくいけばヨシヨシとほくそ笑み
➡ 悪ければ憂鬱な気分に
ただ気を付けているのは良い成果が出た時の感情。
あくまで数字は一つの途中経過ですから…。
結果に一瞬笑顔になったとしても
次がまたやってきます。
それだけに成果が出た時こそ浮かれない… 😥
ちょっとでも気を抜いたら
あっという間にタガが緩んでしまいます。
社員にはホッとした瞬間があっても
経営者自身は浮かれることなく
冷静に次を見据える
持続可能な思いとはその連続
ではないかと…。
なんて草取りをしながら禅問答みたいなことに
思いを巡らせています。
植物なんてこれっぽちも興味がなかった自分。
実はこの庭には設計図みたいなものがあります。
今はこの庭を作れる人はいないと言います。
当時庭いじりに全く興味のなかった父親。
時代は移り今は自身が庭の雑草取り…。
親は禅問答の場を僕に与えるためにこの庭を作ったか…。
なわけないか。
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