SDGsの講義を一昨日行いました。
とここまでは特別なことではなく
特段ブログにするほどの目新しさはありません。
違うのは
教材を如何に授業で効果的に使うか…。
下記がその教材です。
中部製紙原料商工組合が小学生向けにSDGsの副読本を作りました。
実はこの本の依頼元は古紙再生促進センターと言います。
この組合は古紙を回収しそれを分別し
再度リサイクルとして紙を作っています。
その啓発活動として長く小学校に出向き出前授業をしているのです。
ビデオでその授業の様子を拝見しました。
二時間の授業枠で
➡ 一時間は座学
➡ もう一時間は実際に古紙をつくるワークショップ
という組み立て。
これが驚くほど精度が高い授業内容です。
そうした中で今回依頼のあった副読本。
自分たちの活動が如何にSDGsの目指すゴールに関わっているか
その部分をしっかり企画し小冊子にしました。
お陰様でこうした依頼をいただくことがあり
今までも産業廃棄物の業界をはじめ
SDGs関連のオリジナルの冊子制作にかからせていただいています。
今回ハードルが高かったのは
この副読本を完成された授業に入れることにあります。
教職時代に指導案というものを書きました。
如何に児童が関心を持つきっかけづくりにするか
➡ 古紙リサイクルの授業に副読本を使って
効果的に導入できるには
➡ 何よりも協会の活動が持続可能な取り組みに合っているか
その部分をしっかり押さえること
これが今回のミッションです。
以前もある業界の出前授業の指導案と授業の仕方について
お手伝いをさせていただきました。
教職の経験がこうして今になって生きるんだとびっくりしています。
小学校5年生でも分かるように
この言葉は弊社で時折社員に伝えるメッセージです。
それだけ
知らない間に難しい言葉を使い
コミュニケーションを阻害してしまっている
我々大人の失態です。
社会的使命と関係が深い古紙リサイクルの仕事
つくる責任つかう責任だけではなく
まちづくりにも貢献しています。
せっかくですから
出前授業で児童に話す先生役の社員の方にも
誇りを持って欲しいですから…。
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