社員のやる気数字で見せる
これは4月12日の日経新聞の記事。
人的資本こそ競争力日本企業に伸びしろ
とあります。
実は企業会計では資産とみなされない
社員のスキル、やる気
これらを数字で開示する動きが広がっているそうです。
アメリカギャラップ社の調査によると
士気が高く熱意のある社員の割合は
米国が34%と突出 😯
日本はなんと5%。世界でも突出して低く
なんとも寂しい結果です 🙁
それだけに伸び代があるという意味の見出し
さすがにこのタイトルの背景は寂しい理由です。
パナソニックホールディングス創業者の松下幸之助さんは
どんなに完備した組織を作り、
新たな手法を導入しても
それを生かす人を得なければ
成果も上がらず企業の使命を果たせない
と言います。
エンゲージメントという言葉をご存知でしょうか?
会社への共感や貢献意欲を示すことを言います。
昨今これを数値化して見える化をする動きがあります。
マルワは8月が決算。
そろそろ次の経営計画を立案するための材料集めの時期です。
その一つがエンゲージメントを測る社内アンケートです。
2年前に働きがいを考える実行委員会が
企画してスタートしています。
Googleフォームを使うため
誰の回答かは分かりません。
経営者としての心境は怖いものには蓋を・・・の気持ちです。
弊社はCSR認定という業界が定めた認証制度をベースに
経営計画を策定しています。
さすがに怖いものに蓋とはいきません 😥
コロナ禍となり、リモートでの仕事が当たり前となり
会社だけではく社内の人間関係も希薄になったと言います。
一方でSDGsが目指す2030年のゴールを作り上げていく為には
社員のバックアップが不可欠です。
愛社精神なんて昭和の言葉を使うつもりはありません。
それでも会社の向かう方向と社員の思いのベクトルが
違った方向にあってはSDGsどころではありません。
下記の例にあるような日本の名だたる企業が
働きがいをいろいろ模索しているそうです。
ちなみに
なにが企業価値の源泉かを表現できる会社はまだ少ない
と言います。
だからこそ社員との距離感が近い中小企業には
チャンスがあるととらえ前を向いて邁進です。
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