和菓子のサブスク特集をニュースで見かけました。
日本全国の和菓子屋さんと提携し
日本の季節にあったお菓子を詰め合わせて定期的に贈るというもの。
送り先は日本国内だけではなく世界が相手です。
➡ 和菓子の歴史や日本の風物の紹介
➡ 何よりも箱を開けた際の感動をする詰め方
にこだわりを持っているとか。
和菓子の詰め合わせという新たな視点
一つのお店の商品だけではなく他社との組み合わせという視点
まさにSDGs の目指すパートナーシップそのものです。
メーカーさんにとっても
➡ ハードルが高いと思われがちな海外取引ができ
➡ 自社の商品が世界に向けて発信できる
➡ 両者にとってwin-winの関係となります。
先日明日を創る会議と称して
ワークショップを実施しました。
その様子は下記のブログから…。
理想とする未来に向けて今の課題をいかに埋めていくか
その解決を探る中で社員に伝えたのは
自社の資源だけ考えるのではなく
他社とのコラボも視野に入れて考えるという視点
SDGsの17番目のゴールはパートナーシップ
なぜ17番目にあるかご存知でしょうか
実はSDGsの各目標の市場規模試算のデータがあります。
17番目のゴールには市場規模試算がありません。
つまりどのゴールを目指すにせよ
各目標を達成するためには
パートナーシップが不可欠だからです。
従って単独での目標ではなく
各目標のベースになる位置づけとなっているからです。
今までは経営計画を立案しようとすると
つい自社の資産を中心にしがちでした。
他社とのコラボにより
高いハードルだった新たな事業に可能性が出てきます。
SDGsの目指す世界は
現業だけでは想定できない世界観を創る可能性
を秘めています。
先の和菓子のサブスク聞けば
特段新しい仕組みや仕掛けではありません。
ただ自社だけではできないサービスを提供するモデル
になっていると実感しました。
お客様が実現できない世界を代わりに実現する
この考え方はどの会社でも
参考になると感じます。
SDGsの世界観の実現の
キーワードは17番目のゴールにある
確信しています。
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