おはようございます。まだまだ花粉症で日々目がかゆい思いをしている鳥原です。繁忙期と言われた一年で一番忙しい時期も先週でひと段落。年々受注が減ると言われながらも社員のお陰で今年も賑やかに年度末が過ぎていこうとしています。
例年のように今年も3月31日が押し迫ってくると「無茶ぶり」がありました。特別な理由もなくとにかく「助けて」という無茶ぶり。そして明らかに「これ無理でしょ!」というものが振られます。でも「何とかしなければ」と思うお客様がいるとやっぱり無理しちゃいます。
「何とかしなければ」というお客様は日頃から当社をとっても大切にしてくれている会社。折に触れて相談を投げ掛けてくれて、無理をいった場合はちゃんとそれなりのフォローをしてくれるお客様です。
逆にどんなに金額の良い仕事を投げてくれるお客様も「上から目線」と感じる場合は、良い仕事ができませんし、現場に無理をお願いする姿勢も今一つ腰が引けてしまい無理を言いづらい状況となってしまいます。
□関係性は普段の付き合い方で決まる
最近マーケティングの世界で「関係性」という言葉をよく耳にしますが、関係性は普段のつきあい方から出ることも大きな要因ではないかと思います。というのは明らかにお客様自身がその先のお客様から無茶ぶりされている様子を見て「なんとかしよう」と思うからです。
困ったから発生するのが仕事、「助けて」という仕事で助けてもらえるのは、ベタですが「人と人とのつながり」じゃないかと思うのです。当社は印刷通販会社にはない「フェイス トゥー フェイス」が基本。事務的なやり取りだけではないお付き合いを大切にしています。
□ITの時代だからこそ
実は今期も新たなお客様とご縁をいただきました。東日本大震災関連のボランティアを関わった関係者です。そのボランティア活動に粋に感じてお手伝いをしたのですが、その姿勢を評価いただきチャンスを頂戴しました。
「リターンキー」一つで情報がやり取りできる時代ですが、絶対にそれだけでは「伝わらない」ものがあります。そしてその「伝わらない」ものこそ「超アナログ」であるべきだと思うのです。そんなアナログを大切に「精神・誠意」務めたいとあらためて思っています。
繁忙期が終わり、そして年度があらたまり次なる施策を考える時。テクニックやハウツーでは決してない「超アナログ」にこだわっていきたいと思います。もちろん「お客様にとってプラスのこと」そして仕事をしていて楽しいことがキーワードです。
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